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果つることなき未来ヨリ X-RATED 感想

 30, 2015 16:15
作品の感想を語る前に、まず売り方について思うところを述べてみたいと思います。
今作「果つることなき未来ヨリ」は全年齢版として発売され、購入後別途X-RATEDパッチを当てることによって初めて「エロゲ」として完成するという形です。
不完全品を売りつけた上にユーザー認証、パッチダウンロード、など正規のユーザーに手間をかけさせるという極めてうんことしか言いようのない販売形態。
率直にあり得ないと思います。エロゲーメーカーであるところのフロントウイングさんがエロをパージして一体どうするのか。エロゲで有ることを捨てたエロゲーメーカーに一体誰が付いてくるのか。
代表の山川さんは今回の形態となった件についてこのように述べていらっしゃいますが、個人的にはとうてい納得できないです。
若年層のファン?それは確かに企業としては獲得したいでしょうがだからといって既存の、これまでブランドを支えてきたユーザーをないがしろにする理由にはならないでしょう。煩わしい手順を踏まなければ完成品を拝めないなんて、我々ユーザーに負担をかけてまでやることではないと思います。
エロゲメーカーがエロを切り捨ててどーすんの。エロゲを作って売るのに実質「エロは邪魔」と言い切ったに等しい暴挙ですよ。
広告?メディア展開?それは確かに必要でしょうが、そういう実験をするならばなぜエロゲであるグリザイアの名前を利用する?
完全にグリザイアスタッフを切り離した上でそういうことをするのならまだわかる。
でも今回のグリザイアを全面に押し出した宣伝では、売れた要因が広告の効果なのかグリザイアファン(フロントウイングファンあるいはエロゲファン)の購買行動なのか判然としないじゃないですか。全年齢ならではの広告を打ちたいならば、忌むべきエロゲであるグリザイアの力を借りていてはイカンでしょ。特典にグリザイアの新エピソードを付けるなんて聞いたときには思わずポカーンですよ。いくらエロゲ屋としての矜持をすでに投げ捨てていると言ってもこれではあまりにもプライドが無さ過ぎる。
第一藤崎竜太さんなんて全年齢には向かないライターの一番手だと思うんですがねぇ…。あのはっちゃけたシモネタパロネタを全年齢でやれないでしょ。コンシューマのレーティングとは違うとは言え。
結局最初から終いまでずーっとグリザイアに頼りっきりだったですね(嘲笑)
ある通販サイトではX-RATEDコード付き版は予約ランキング上位に顔を出しながら全年齢版は箸にも棒にもかからないなんて結果だったりもしているようです。これは見事な全年齢の広告展開の賜物。
未成年と大人のユーザー、どちらがお金を持っているかも明白でしょう。(生臭い話ですが結局どちらがお金を落としてくれるかが企業にとっては大事でしょ?)
勿論若い客層を全く切り捨てるのは企業としてはアレでしょうが、結局売れてるのはレーティングカード同梱版じゃん、という話ですよ。
そもそもが自分たちがエロゲメーカーであることを忘れてやいませんか。極端な話、性風俗のお店が18歳未満向けに販促とかしないでしょう?今回フロントウイングさんがやったのはそういうことです。U-18への販促なんて、コンシューマ化したときにやればいーじゃん。
今買わない相手に向けて告知するよりも、現に買い支えてくれるユーザーに胸を張れる製品を作って欲しいと、そう思います。

まぁ次回作のアイランドも全年齢作品ということなんで、勝手にやってろというのが正直な所です。
果たして、「わざわざPCで紙芝居ADVをやる18歳未満のユーザー」がどれだけいるのか、私には甚だ疑問なんですけど。


色々文句をつけましたが続いて内容の感想について。
売り方がアレでも面白ければ相殺、までは行かずともそこそこ信頼を取り戻せるんですが、ぶっちゃけそこまででは無かったです。
面白いは面白いんですが、突出した面白さでは決してナイ。残念。
まずこちらをごらん頂きましょう。
20151130 (1)
まるで修正したアニメの一場面のように泡が大事な部分を隠していますが、これは紛れも無く18禁パッチを当てたあとの画像です。
なーんやこれ!これがえっくすれいてっどとはどーゆーことか!。
マジあり得ないでしょう。エッチシーンならともかくただのおフロシーンですよ。これなら旧ドラえもんのしずかちゃんのほうがまだ見せてる。単にパッチの差し替えミスの可能性も無くはないですけど、だったらなおのこと今回の売り方が間違っていたことの証左でしょ。
これ結構序盤のイベントだったんで、以降のエッチシーン全体に対してかなり不安感を抱きました。

これに限らずいたるところ雑な造りですよ。誤字脱字は大分あるし、世界観ガバガバだし、一郎はあっちの文字読めるのか読めないのかどっちやねん。

まず作品の構造からいきますと、最初は選択肢無しでユキカゼルートになりヴィスラ公国との決戦の顛末が描かれます。これは非常に良かった。グリザイアの楽園の中盤までのように十分な勢いもあって楽しく読めたし締めもまずまず。最後の大空戦は手に汗握ります。僚機が撃墜されていったり味方が無傷じゃないところもキレイ事だけじゃない藤崎竜太っぽくて良いです。
最後でメガネを持ち出してきたところもグッドでした。
で、二度目のプレイでヒロイン選択肢が追加されて他のルートに入れる仕組みですが、これが大失敗だと思うのです。
物語の筋自体は全ルート共通で決戦を各ヒロインの陣営側から描くという感じなのですが、一番最初のユキカゼで大迫力の総力決戦、ラスボスとの死闘を済ませてしまってるのでどうしても他のルートでの後方支援を描いてもあーあの時はこんなことが起こってたのかと思いこそすれ、地味であるという印象は拭えません。一番大きなカタルシスをすでに見せてしまっているんですから。
だからルートロックをかけるなら、ユキカゼルートにこそかけるべきでした。
あと、個別ルートではルート外ヒロインがほぼ登場しないのもいかにも寂しい。マジで空気以前に全く話にも出てこないってのはどうなんすかね。特にアイラは自分のルート以外だと一場面くらいしか出番無かったはず。
話の造りがそうだからといえば仕方がないですが、もうちょっと各種族の共闘とかを描けはしなかったものか。協力を取り付けてわりとまもなくマジーの太陽投下→バラウールの解散になっちゃうので、間に一回くらい全種族総出の作戦イベントを一個挟むとかさ…。
というわけで物語自体は悪くはないんですけど完成度の点で不満は多いです。

キャラクターはまぁ良かったです。
ヒロインは一通り可愛いです。キャラも立ってるし。
かわしまりのさんのBBA口調はやっぱいいなぁ。すなおになれないけどチュー大好きなユキカゼ。
直情径行だけど意外と思慮深いアイラ。ルートでの某キャラとのジャーキー齧りながらの対話とか好きです。
一郎に懐きまくりのリアは小動物かわいい。処女膜再生機能つき。
エロ妄想止まらない人魚のメルティナ。コイツのギャグとか、全年齢のときどうしてんだろ…。今度パッチ当てずにやってみます。
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サブキャラにも良いキャラ多かったです。
384飛竜隊の面々なんかヒロイン並に濃くて面白かったし。美浜学園での雄二と天音たちのやりとりに近いものがありました。
元娼婦とか近親相姦の子とか過去がちょっと重いのも美浜ファイブとの類似点。
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敵キャラでもダモン・ギャモンなんかはいいオッサンしててお気に入り。
ミスカ・デスカもいいキャラなのにちょっと掘り下げが甘いですね。あの残虐性の出処とかもうちょっと上手く使えたキャラのような気がします。
対してラスボスの人に魅力がこれっぽっちも無かったのは残念かな。
良い燃えゲーには良い敵キャラが不可欠ですが、サイラスは全然その器じゃなかった。これはセツナも同様。

さて、懸案のエッチについて。
山川氏によれば、今作はまず18禁として作ったのち、該当部分を差し替えて全年齢に替えたから大丈夫!(何が?)とのことです。
そんなのさぞや手間だったんだろうなぁと思ったんですが、本編中にちゃんとしたエッチシーン5回しかないでやんの。全ルート合わせてですよ。リア2回、他のヒロイン1回ずつで5回。過去回想とかでヒロイン以外のシーンも無くはないけどほんのちょっとだしこれは酷い。内容もオーソドックスで尺もさほどじゃない18禁にしましたという申し訳程度でしかありません。
それからオマケモードでエッチの水増しとかやめてもらえませんかね…。ちゃんと本編に組み込めや。特にユキカゼのエクストラエッチはシナリオ中にあっても違和感ない場面なのになんで別枠にしたのか…。本編に出てきたアイテムを出したり本編に即した内容なんだから最初から入れとけよ。
そんな感じでエロ方面でも不満たらたらです。序盤で感じた不安は大体現実のものとなっちゃいましたね。シナリオゲーだからエロ薄でいいとはこれっぽっちも思いません。抜きゲー並にしろとは言わないからせめて一人3回くらいは確保して欲しい今日このごろです。

総合的にはこれは断じてエロゲーでは無いということでしょうか。もちろんフロントウイングさんとしてはエロゲとしての評価を望んでおられないようなので目論見は大成功、というところですか?
シナリオというか話の筋自体は好きですしキャラの掛け合いも楽しめました。
でもエロゲユーザーとしてこの売り方は決して許してはならないと、プレイしてみて思いを新たにしました。
七面倒臭い手順踏まされた割に、そこまで満足感は無かったなぁ。
買っちゃった私がどんなに非難しても今更な話なんですけどね…。


【12月3日追記】
特典の設定資料集「無政府領土防衛民兵団戦記」に遅ればせながら目を通しました。
なんか物足りないなぁと思ったら、こういうのにありがちなエッチCGが全く掲載されていないんですね。
ちょっと考えて、特典も全年齢に合わせているからかと腑に落ちたのですが、理解は出来ても納得はできねーぞ!
18禁版の資料集も配布しろや。紙媒体じゃなくてデータでいいから。
やっぱこの売り方クソですわ。

DeNA飯塚投手契約更改

 25, 2015 01:35
横浜DeNAベイスターズのルーキー、飯塚悟史投手(日本文理高校)が初の契約更改に臨みました
その結果10万円増の年俸510万円での契約更改。

一年めの今年は高卒ながらファーム開幕からローテーション入りし、初勝利も挙げるなど活躍、早期の一軍昇格もあるかと思われましたが右肘手術で途中リタイアと山あり谷ありのシーズンでした。

すでに実践復帰も果たしており、フェニックスリーグや秋季キャンプのメンバーにも選ばれているので経過は順調のようです。
ラミレス新監督に期待株として名前を挙げられたという報道も目にしましたし、来年はケガ無くシーズンを過ごして欲しいものです。

期待しています。

今日の収穫 20151119

 20, 2015 00:49
盤上の詰みと罰 2巻
あれ、もう完結?
正直なんの意外性もない結末でした。
都の最後の対局相手も全くヒネリのない相手でうーん、と思いました。
まぁ収まるべき所に収まったと考えれば悪くないエンドだったんでしょうかね。
私としてももう一捻り欲しいと思った以外はかなり楽しめたのでそこまで不満は無いんですけどね。
このオチならば無駄に引っ張らずに2巻でおさめたのは正解だったんでしょう。

モンスター娘のいる日常 ブルーレイ 3巻
メロ登場回とミーア脱皮&パピ産卵回を収録。
大分肌色成分の多い回でした。
色々話題をさらった脱皮回と産卵回、やっぱエロいっすわ。放送当時、脱皮と産卵を一話にまとめたのは非常に感心した覚えがあります。
原作では脱皮はもっと前のエピソードだったので、本来あるべきところで無かった時は流石に過激だからカットなのかなと思ったものでしたが蓋を明けてみれば産卵と抱き合わせで更に過激になったという。
偽監督登場~ラク姉につなげる意味でも、脱皮と産卵をまとめたのはほんとうに素晴らしい采配だったと思います。

映像特典のMV、OPの方の映像の編集は良かったです。EDのはそれほどでも無かったですが。
20151119.jpg
突発的に新企画を立ち上げてみました。
エロゲキャラの属性別に好きなキャラをごく私的ランキング形式でご紹介していく企画となります。
更新ネタに困った時に随時やっていこうと。属性別ならネタは豊富にありそうですし。
あくまでネタが無いときのための企画なので、とりあえず立ち上げの今回以外は不定期連載みたいな感じになる予定。
ですがあまり間が空くのも私のやる気的に危険なので、努力目標として月一くらいを目指していきたいと思います。

記念すべき第一回のテーマは「幼馴染」
他にも色々候補はあったんですが、とりあえずPCにインストールしっぱなしになってる作品だけで素材が揃えられたので今回はこれで。

幼馴染といえばエロゲ的には結構報われないポジションであることも多い印象ですね。
ですが時に大正義となりうる美味しい立ち位置でもあるし結局はライターの使い方次第。私は幼馴染大好きです。

大別して、主人公とずーっと一緒に育った家族同然型と一旦疎遠になってからの疎遠再会型に分類されると思います。
どちらも良さはあると思いますが後者の方がお話がドラマティックなことが多いですかね。作品内容によっては良し悪しですし前者は関係が近すぎるがゆえに割りを食うことも多いです。


ではまず10位から6位まで。



第10位 木ノ本咲耶 (恋愛0キロメートル) CV.遠野そよぎ
「うおおおおすげぇ濃厚なっとるーー!!」だけで全部持って行った感じ。オナニーマスター幼馴染。
osa (4)
ツンデレ風味の言動も良い味出してます。木ノ本家は全部幼馴染と言えるけど咲耶が一番です。
あと関係ないけど前かがみ気味の立ち絵がすげぇ気になり続けてます。


第9位  蟹沢きぬ (つよきす) CV.金田まひる
カニはもうつるんでバカやってるのが楽しくてしゃーないですね。
osa (1)
対馬ファミリーの雰囲気は最高。付き合ってからのバカップルっぷりも楽しかったし、ネタ度満載のあの初エッチもカニらしくて良いです。男性サブキャラですがスバルも最強の幼馴染の一人。


第8位  樹青葉 (そして明日の世界より――) CV.青山ゆかり
幼馴染だらけの作品中でのこの人。主人公の親友ポジションにいながらも秘めた想いが重い。主人公に振り向いてもらおうと必死で自分を飾る姿もいじらしい。
CV青山ゆかりも良い仕事をしていました。
osa (3)
この中では若干幼馴染感は薄いかも知れません。もっと近い幼馴染が別にいるからなぁ。


第7位  蓮乃咲 (ハピメア) CV.青山ゆかり
咲は尽くす系ですね。ほんと透爆発しろとしか。立ち絵だとちょっと幼く見えますけどイベント絵(特にエロ絵)だと途端に大人っぽく見えるギャップが良いですね(原画批判では無いですよ)。
兄さん呼びよりも透ちゃん呼びの方が好きです。
尽くす系だけど単なるイエスマンじゃないところ、主人公とつらい過去を共有してるところも良いです。
osa (5)
あとはなんといっても青山ゆかり最強伝説。


第6位  一ノ瀬空 (ピュア×コネクト) CV.春日アン
非常に掛け合いが楽しい親友ポジション幼馴染でした。
オナホ処刑だけはちょっと不快でしたけど、最近ではトップクラスの良幼馴染。
交際開始を誰も信じてくれないくだりとか距離感がよく分かって面白かったなぁ。
osa (2)
私が好む相棒系ヒロイン枠でもかなり上位にランクされるでしょう。そっちのランキングもやりたいけど弾数があまり無いのがネック。



…なんかすでに私の好みの傾向が見えてきましたね。一途系多いな。


さて、ここからはベスト5の発表です。



第5位 結崎叶衣 (恋春アドレセンス) CV.百瀬ぽこ
osana (9)
こいつが画面にいるときの安心感は異常。この得難い充足感は貴重です。
家族よりも長く一緒にいるというキャッチに違わぬ存在で心安らぎます。
癒し系アホ幼馴染としてかなりの力量の持ち主。百瀬さんののほほんとした演技も見事にマッチしていて一家に一台結崎叶衣。
普段はだるーんで機動力激低だけど食べ物と主人公に対しては並々ならぬ執着と行動力をみせるおまんじゅうヒロイン。
えっちもえっちっちぃし、バカゲーの空気が合うならばきっと気に入って頂けるでしょう。
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第4位 鳳エリカ (らぶおぶ恋愛皇帝 of LOVE!) CV.桐谷華
osana (6)
常に寄り添っていた叶衣に対しこちらエリカは疎遠再会型幼馴染です。
離れ離れになっても主人公を一途に思い続けた金髪碧眼乙女。
才色兼備なのに頭のなかが言語化不能な満開お花畑というギャップもイイ(アホってことじゃないよ)
絵柄も激烈可愛いしね。このにぱーとした笑顔、反則やで。
お話自体は微妙な作品中、シナリオが最もマトモだという、恵まれたヒロインでもあります。
また主人公のすぐそばに最悪な幼馴染がいるので比較されて得をした感じも否めませんな。(ルキナがそこまで嫌いというわけでもありません)
ちょっとクセのある軽妙なテキストと、いい加減なストーリーとヒロインごとに格差のある内容を許容できるなら、らぶおぶ超オススメ。
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第3位 天城結衣 (愛しい対象の護り方) CV.桃井穂美
osana (1)
結衣ちゃんはね、ほんとチョー優しいの。
進学先で主人公と再会したこちらも疎遠型だけど大好きな主人公に対して素直になれず最初はツンツン。でも随所に好意と優しさがにじみ出てるのね。
お互い告白してお付き合いを始めてからはもうラブラブですよ。
んでここで結衣ちゃんの優しさが超発揮されます。
初体験で膜は破れずに暴発しちゃうという大失敗した主人公君を優しく慰める結衣ちゃん、マジ天使
主人公に足コキを求められて、拒絶するもののこっそりぬいぐるみで練習をする結衣ちゃんマジ女神
ゲーム自体は某ラノベのパクりとか言われちゃったけど結衣ちゃんをはじめヒロインみんな可愛いから是非やろう。(AXL信者並みの感想)
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第2位 神凪莉都 (コンチェルトノート) CV.かわしまりの
osana (4)
出ました、我らのりっとん!
学生の分際で学園理事長という超人。彼女も疎遠になった主人公と再会タイプの幼馴染。もっともこちらは偶然ではなく自ら呼び寄せたんですが。難しい編入試験を主人公が必ず突破するという信頼のもとの行動ですがそれにキッチリ応える主人公もいい男です。理事長としての彼女は公平公正で私情の入る余地は無いですからね。
そう、私が好きな相棒系ヒロインの代表格が彼女神凪莉都なのです。
遭難サバイバル時におしっこから水分を摂るなど逞しさもあります(非直飲み)
ブランクを感じさせない、主人公との強固な信頼関係とチームワークが最高に良い。そしてそれが愛情に発展していく様子も微笑ましい。
過去の因縁も含めて最強の相棒です。
苦難の末、愛情を失った通称「黒莉都」の存在もまた人気の秘密ですね。黒莉都に踏まれたいという人多数いるとかいないとか。
かわしまりのさんの演技もまた素晴らしいです。
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第1位 鳴河千歳 (らぶでれーしょん!) CV.かわしまりの
osana (13)
狙ったわけでは無いですが奇しくもかわしまりのさんのワンツーフィニッシュとなりました。
一般に想像される「おねーさま声優かわしまりの」とはちょっと違うけどこちらの演技も私は大好きです。
というわけで私的幼馴染ナンバーワンは鳴河千歳。
彼女もまた疎遠からの再会型幼馴染です。
もうね、可愛いの。才色兼備で学園の人気者だけど、もう主人公一途。でもそれを隠してる(隠せてるとは言っていない)。
再会する前からずーっと主人公を想い続けてる。主人公不在時に告白されても「婚約者がいます」って断る。主人公からもらったオモチャの指輪をはめるのいじらしい。
告白周りのあのドタバタ劇もいかにもSMEEって感じで楽しかったです。
千歳の自己評価の低さは一歩間違えばイヤミだけど周囲もそれを自然に受け入れる人柄の良さがキャラ全体から溢れ出てる。たまに毒吐いたりもするし、とてもシュートレンジの広い良いキャラです。
シュミが渋いのもポイント。デートのとき、スイーツよりも海鮮を所望したり。
泣き虫だった少女が涙を封印して、才色兼備の学園のアイドルに成長した。その彼女を軛から解き放つラストのあの言葉が胸に響きます。

「もう泣いてもいいよ」

(でもこれを選択肢にしちゃイカンでしょ)
それほどボリュームのないゲームですけど、それでもヒロインの魅力が溢れてると思います。
SMEEの方向性を決定づけたターニングポイントとなるイチャラブギャグの名作、是非プレイしてみてください。
osana (15)osana (14)



なんか上位は疎遠型幼馴染が占める結果になりましたが、シナリオよりもキャラの方に比重を置いて選んでる(つもり)ので一緒に過ごしてたか離れて暮らしてたかはあまり関係なさそう。
幼馴染はいればラッキーって感じで、狙って買ったりはしてないので、多分大定番のキャラとか踏み忘れてたりもするでしょうけど、どうかご容赦ください。これはどの属性にも言えることで例えば妹だったり姉だったりも最低限押さえておくべきキャラを押さえていないことが予想されます。あくまでも私が今までプレイした中でのベストであるということで納得いただければ幸いです。
ランキングも随時変動がありますので、今回の順位もこの記事を書いた段階でのランク付けということで。

今後も一応どんなランキングをやるか、いくつか展望はありますがこんな属性でやって欲しいといったリクエストがあれば是非コメント欄なりツイッターなりでお教えください。必ず要望に応えるとは言えませんが前向きに検討したいと思います。
ちなみに現段階で構想のある属性は、妹、姉、女装主人公、褐色、委員長、ツンデレ、銀髪、敵、姫・お嬢様といったところです。


20151114 (5)

低価格ながらエロには定評のあるオークソフトさんと漫画家水龍敬さんのコラボ作品です。
水龍さんのエロマンガ「貞操観念ZERO」に収録されている槍間家シリーズのADV化。
下品だし出てくる女性はヤリマンビッチばっかりの作風ですので好き嫌いは分かれるでしょうけど悪くないので興味のある方は是非ご一読を。

ということでエロゲの話ですが、原作付きとはいってもマンガをそのままエロゲにしたわけではなく一応オリジナル話なのでマンガ読んでる人でも大丈夫です。

内容はまぁエロいですね。主人公が槍間家に下宿したひと夏のお話ということですがエロエロです。
もともとエロいものを作るオークソフトさんですしその面では不安は無かったのですがエロシーンの一つ一つがだいぶエロいので、その都度致していくプレイスタイルのユーザーさんは適度に休息をとりながらのプレイをおすすめします。
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お話は特に無いです。下宿した先でヤリマン母娘に囲まれて基本ずーっとセックスしてるだけですね。わかりやすくて良いと思います。
物語の最初、主人公を預かるに当たって普通の家を装おうと家族内で決めたらしいんですが、このくだり要らないですよね。そんなまだるっこしいのじゃなくて、主人公を全裸でお出迎えするとか、主人公が家に上がった瞬間に押し倒すくらいでも良かったと思いますよ。
序盤の尺がもったいないですよ。でもその決まりが反故になって以降は槍間家全開になるので大丈夫ですけど(何が?)
それだけに最初からフルスロットルビッチで走り抜けて欲しかった感。いや、もう十分過ぎるくらいビッチビッチアンドビッチなんですけどね。

シーンの内容は割りとオーソドックスです。
アナルすら数えるくらいしか無く、オマンコセックス一点突破型。清々しいほどの正統派ストロングスタイルでユーザーを搾り取りに来ます。
これはこれで良いんですけどもうちょっとプレイにバリエーションがあったらなお良かったですね。巨乳ばかりなのにパイズリすら皆無なのはちょっと寂しいかも。
原作があるのでキャラを大きく崩すのは出来なかったというのもあるんでしょうけど、誰か一人アナル担当にするとかちょっと差別化が欲しかった。(映画館でドリンクに射精させてゴックンとか変態行為もあるにはありますけど)
まぁエロは全体的にレベル高いと思います。その点はオークソフトさんは信用できるブランドです。
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中の人の熱演が非常に素晴らしい。半分ユーザーを殺しにかかってますよね。
和葉さん、御苑生メイさん、手塚りょうこさん、青葉りんごさんと、業界のエロ巧者が全力投球してます。
これを全て受けきるのは相当のことですよ。ほんとこのメンツはガチすぎてヤバイ。どんだけ搾れば気が済むんや…。
特に青葉りんごさんは三女のくるみ役だけではなく近所の人妻小百合との二役で八面六臂の活躍。JKと熟女で演技の幅を見せつけてきます。さすがやで、りんごりん。くるみのツンエロも可愛かった…。

さて、かなりエロいので手放しで褒めたいところではあるんですがいくつか気になるところもあります。
まずエッチシーン一つ一つはエロエロで素晴らしいんですが、シーンの後処理がちょっと頂けない。
暗転して「このあとめちゃめちゃセックスした」って感じで終わるのがかなり多いんですね。同じメンツで同じ行為を繰り返すだけならそれもわからなくもないんですが、人が増えたり組み合わせが変わったりするのにそういう風に省略されてる場面が目につきました。これはもったいないなぁ。
ロープライス故にそこまで作れなかったというのはわかりますが、なら「このあと人数増えてみんなで乱交した」とか「場所を変えてやった」とかそんな文章入れなきゃ良いんですよ。それがなければこっちもそこまで気にしません。海の家乱交とか、映画館のあとの母娘丼とか、カラオケ店員含めた4Pとか、そんなの仄めかされたら見たくなるに決まってるじゃないですか。ほんと残念。
それから、ゲームシステムとしてマップ選択でルートというかシーン分岐があるんですがこれはロープライスのボリュームでは逆効果だと思います。せっかくのシーンが分散してしまって「ヤリまくり感」が薄れちゃいますよ。
もともとボリュームは価格相応なんですから、ここは思い切ってマップ選択は無くして、一本道で全エッチシーンを通過する流れの方が多分良かったと思います。エンディング分岐をさせたいならラストの乱交パーティーで誰を抱くか選択すれば良いでしょうし。ボリュームをそこまで取れない低価格の特に抜きゲーの場合は下手に分岐させないほうが良いこともあるんじゃないかなぁ。まぁ私見ですけど。

あとこれは今作に限ったことではなくオークソフトさんの作品に共通してるんですが文字が小さくて読みづらいですね。その分テキストウインドウが小さめなので絵をしっかり見れるという利点もあるんですが、ちょっと字が小さすぎかなぁと。なんとか読めてるんで大丈夫といえば大丈夫なんですが、もう少しテキストウインドウ大きくても良いですよ。

やや絵にクセがある上、アヘ顔やフェラ顔が変顔の領域に掛かってるので人を選ぶと思いますが、エロエロなのは間違い無いです。
低価格で手に取りやすいですし、エッロいのを求めててヤリマンビッチに抵抗のない方はプレイしてみてはいかがでしょうか。
賛否両論毀誉褒貶喧しかった実写版パトレイバーシリーズの集大成、劇場版を円盤で観ました。

犬、鳥、魚、銃、ヘリコプター、戦闘機、飯、幽霊、廃墟、etc…。
押井守要素がこれでもかと詰まった作品でした。
私はイノセンスを映画館で2回観た程度には押井守ファンですが、これは良かった。
結局は劇パト2の焼き直しではあるんですが、個人的には大満足でした。
もともとパト2大好きですし、押井監督の割にちゃんとエンタメしていたと思います。

難を言えばパト2が前提となっているため、パト2未見の人にはやや不親切な造りであるということでしょうか。
それでも訳がわからんということは無いでしょうし、そもそもパト2を観てない人がどれだけ今作を観るかというとほぼゼロに近いんじゃないかとも思いますけど。

パト2で柘植行人が起こした幻のクーデター。その事件の発端と同じように爆破されるレインボーブリッジ。
事件を追う公安(パト2では陸幕調査部)と特車二課…。
導入から何からほぼほぼパト2をなぞっているので既視感は流石にありますが実写作品としてはかなり良いんじゃないでしょうか。

公開当時、アニメーションでありながら実写的な造りだったパト2を改めて実写で撮り直した、という感じですが、その映像がなにやらアニメ寄りになっていたのも興味深いですね。改めて二作を見比べてみるのも面白いでしょう。
CGも多分邦画としてはかなり上位に来そうなクオリティですし、特にスカイアクションは従来邦画には少ないジャンルなのでその意味でもかなり画期的な映像だったと思います。実際の自衛隊機の止め撮りを合成した映像は真に迫っていましたし、グレイゴーストの迷彩はややオモチャっぽく感じたもののヘルハウンドとの空中戦はかなりの映像でした。

それからアクション。すごい。良かった。
なんかカタコトになりましたけど、これは実に素晴らしい。カーシャ役の太田莉菜サマサマ。コンビニ回や狙撃回でもわかっていましたが太田莉菜という女優がまた見栄えのすることと言ったら…。美人だし動けてるのでホントにアクション映えがしますね。
中盤の敵アジトでの銃撃戦、銃剣アクションからのガンアクション、唸りました。
最近邦画観てないので、邦画って結構やるやん!てなりました。(この辺の撮影は押井監督じゃなくて辻本監督ですけど)
ラストバトルでも相変わらずイングラムは動きませんけど、それでも見せ場はバッチリでしたね。多分パト2やWⅩⅢよりは動いてた。パト1のレイバーアクションには及ぶべくも無いですが、実写ではアラが出る前にあれで終わらせるとこがクレバーだと思います。

脚本も押井好きとしては満足ですし、比較的難解な部分は抑えられてたので押井作品の中ではまだ人に勧めやすい部類。それでも積極的に勧めようとは思いませんが…。
隊長周りの腹の探り合いとか、序盤のシークエンスを中心にやや冗漫というか退屈に感じられるかも知れませんがその押井節が好きな人にはたまらんですね。私はそこも含めて好きです。もっともそういうシーンの存在が押井作品を人に勧めづらくしているというのが痛し痒し。
大きな欠点の一つとして、二課の連中が決戦に参戦する動機がイマイチ薄いこと。というか二課に限らずこの映画の登場人物全てがこの事件に対する行動原理が分かりにくいです。そこをスルーできないと、ん?ってなるでしょうね。テロリストにしても柘植のシンパで柘植が起こした事件を繰り返すことだけが目的で後の展望がまるで無いというのも納得行かない人多いでしょう。
もっとも、柘植自身もそうでしたけど「ことを起こすこと」、「状況を作ること」それ自体が目的であるっていうのは押井シナリオにはままあることですけど。

今作で私が最も良かったと思ったのは女優陣です。
先に挙げたカーシャ役の太田莉菜さんは言わずもがな、明役の真野恵里菜さんは企画発表当初剛力がキャスティングされるんじゃあるまいかという恐怖から我々を救ってくれた救世主ですので基本的に何やってもOKでした。そんな感じでハードルは下げてましたけど期待以上のハマりっぷり。意外と動けてアクションもできるし、ラストのイングラムから出てくるシーンはキレイに撮れてました。
テロリスト灰原零の森カンナさん。ミステリアスで酷薄そうなキャラクターを上手く演じておられました。生身の出番はあまりないけど、印象深いです。でも一番のインパクトはあの笑みでしょう。口角上がりすぎィ!
あと役名。「灰原」「レイ」で林原めぐみになっとる。んで、お母さんの名前が結(ユイ)なのでこれもエヴァの林原さん。オーコメ聴く限り押井監督は知らなかったらしいですが、スタッフが遊んだのかなぁ。
そして高畑慧役の高島礼子さん。名の知れた名女優ですがこんな高島さんあまり見ないので新鮮で良かったですね。パト2を下敷きにしてるので高畑≒荒川な役回り。パト2では実は荒川は敵方なので高畑もそうなのかと思いきやそうではなく、テロリストに対する容赦のなさ、苛烈な言動、素敵でした。
なんといってもラストの隊長に敬礼するカットがすげえキレイでした。あの笑顔も良かったなぁ。
声のみの出演ですが南雲しのぶ役の榊原良子さんも流石の存在感。
オーコメで言ってましたけどこれは女の戦いなのですね。
押井作品が女の戦いであるというのはよくあることです。攻殻機動隊は勿論、評判の悪いアヴァロン(私は劇場で観た上にDVDも所持していますが)や、アサルトガールズなんてうんこ映画(擁護不能)でもやはり女の戦いが描かれております。
紅い眼鏡の赤い少女もそうですが女優を綺麗に撮ることに関して押井守というひとはそれなりに信用できるんじゃないかな。
作風の好き嫌いは当然あるでしょうけども。

ラストバトルでも押井監督とは思えないサービス精神を見せていましたし(最初の脚本では1発撃って終わりだったらしい)、繰り返しになりますが押井作品としてはかなりまっとうにエンターテインメントしていた印象です。
パト2を土台にしていつつパト1に近いカタルシスがありましたし、エンタメ系の押井作品としてはおそらくナンバーワン評価をあげても良いんじゃないでしょうか。(押井作品にどれだけエンタメ系があるんだという疑問は脇にどけといて)

最大の欠点は「劇場公開版を公開したこと」ですね。オーコメでも「短縮版」と呼ばれているように最初に公開されたバージョンは美味しいところが結構切られている不完全版なので、これは必ずディレクターズカット版で観るべき作品です。
最初っからディレクターズカットで公開しとけよなー。私は劇場に観に行ってないから被害は無いですけど。

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今日の収穫 20151107

 08, 2015 01:16
実は私は 14巻
獅穂まで朝陽のこと好きとかいう設定を付けたのは正直大悪手だと思います。
どうしてこんなことに…。
あと、サキュバスと忍者はやっぱ邪魔
忍者は朝陽の孫という役割があるからまぁしゃーないけど、サキュバスは完全に要らんね。だから名前覚える気もなし。
今更変人が増えたところで物語の進行を阻害するしかないわけで、出すなら出すで常識人の設定にしたほうが周りの変人に埋没せずに済んだだろうにねぇ。朝陽一人でツッコミが回ってないからそういう役割こそ今この話に必要な人材よ。
もう売り払いたい気持ちもあるんですけど、獅穂の旦那がアレである未来を是非変えて欲しいのでもうちょっと読み続けます。

火ノ丸相撲 7巻
インターハイ予選団体戦決勝ダチ高対石高戦。
ホタルは善戦したもののやはり敗北。
チヒロと荒木の異種格闘技戦はなかなかテクニカルな戦いで面白かったです。
気迫と技術の応酬で最後に決めたのがチヒロの右下手投げ。レスリングVS柔道の様相を覆して相撲技で決めたのが良かった。
ユーマさんと金盛の取り組みもなかなか痺れる戦いでした。空手を土台とした突き押し相撲を展開するユーマに対し正面から受けて立つ実力者金盛。最後は経験が物を言って金盛が勝ちましたがユーマさん大健闘でした。
回想でのユーマさんの苦悩も自業自得とは言え結構くるものがありますね。
副将戦の部長対真田はわずかの差で部長の勝利。真田がなんでいつも部長を評価してるのかと思えば、そりゃあんな姿を見せられればねぇ。部長の忍耐力すごすぎです。
これで2勝2敗のタイで火ノ丸と沙田の大将戦に勝敗は委ねられました。
次巻も楽しみ。
…ちょっと気になるのが、当初は考える間も無く勝負が決まっていて相撲らしさがあったのに、ここにきて取り組み中に回想バンバン入ったりモノローグが増えたりと普通のバトルマンガっぽい描き方が増えてきました。
相撲ならではのスピード感は失わないで欲しいです。それでも1巻で3試合消化してるんでそこらのバトルマンガより大分早いんですけどね。
ついでに、チームの勝敗に一喜一憂するレイナさんかわいいです。

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BaseSon最新作『真・恋姫†英雄譚』応援中!

恋姫シリーズ新展開第三弾は呉編です。過去の感想はコチラ→【】【

以前にも言った気がしますが、私は恋姫シリーズでは呉軍が好きです。呉派です。
ですのでこの三作目を非常に楽しみにしていました。

私の勝手な印象なんですけどヒロイン同士の関わりについて、魏は「主従」、蜀は「仲間」、そして呉に対しては「家族」という感じを受けてます。
家族と言っても肉親とかそういう意味合いも含みつつ、マフィアとかの「ファミリー」に近い家族。正規の家族要素も多いですけどね。主君が三姉妹だったり、真・恋姫†無双でほぼ全キャラに娘が生まれてたりしてますし。
まぁそれは多分三国の話の評価には多分あまり影響を与えてはいないです。ただのイメージですから。
私の中での呉≧魏>蜀というランク付けの大きなファクターとなってるのが主人公の扱いだと思います。

主人公一刀君の立ち位置って、各陣営で違いますよね。
同盟が成った後でもそれはあまり変わりませんが蜀では天の御遣いとしての神輿。それに対して魏では三羽烏という直属の部下を与えられ、町の警備隊長として前線で活躍してますし、呉でも冥琳ら軍師勢・祭ら将軍勢から直々に薫陶を受けて鍛錬しており、有事の際には戦力として数えられてる感じ。
この点から、ハーレムものとしては蜀なんでしょうけどやはりエピソードの面白さは魏と呉なんですよね。
蜀ではヒロインたちがご主人様だお館様だと持ち上げてくれますが、魏呉では敬称は付いたり付かなかったり様々ではあるものの大抵名前で呼びます。この辺も一刀個人を尊重してくれてる感ありますよね。ご主人様呼びも悪くはないんですけども、個人的にはお神輿感は否めないです。

とまぁ、なんだかんだと理屈をつけましたけど、ぶっちゃけた話単純に好きなキャラが呉には多いんです。蓮華、冥琳、明命、思春、小蓮、亞莎…と、50数人のヒロインを好きな順番に並べたら、上位に呉勢の割合多いっすよ。
これは私が褐色スキーなのと無関係ではないはず。これだけ健康的な褐色ヒロインが徒党を組んでくれてるのは割りと貴重ですしね。
というわけで私は呉が一番好きです。(実際の三国志や三国志演義ではまた違いますけど)

前振りはここまでで今作の感想ですが、楽しめた度合いではこの三作の中では一番でした。
母親としての思春、ママになる蓮華の周りの話を描きつつ、和平が成った後の呉が直面する様々な課題に呉軍一丸となって取り組んでいくというエピソード。
河川が生命線であると同時にアキレス腱でもあるという呉の立地的な苦難と、豪族の集合体に近い成り立ちの呉の課題。自然と人両面の問題に一刀さん達が取り組んでいくなかなか真面目な話が盛り込まれてます。
しっかりとシナリオに密接に組み込まれているので無駄シリアスという感じは全く無いのが良いですね。ちゃんとオチをつけてるし、シナリオとしては悪くないと思います。

キャラクター面でも十分満足いく感じ。
将軍として母親として女としての思春。なんかエヴァのMAGIみたいですがその狭間で揺れる思春がかわゆい。
指揮を執るときの厳しい顔、甘述を抱いたときの優しい表情、一刀さんを襲うときの艶めかしい貌、どれもすごく良かった。
一刀さんのことをそれなりに好きだとついにカミングアウトしちゃいましたしね。思春は本当によいツンデレです。
娘の危機に際し、我を忘れて突っ込もうとする姿も実に良い。普段冷静なだけにあの熱さは母親だなぁと感心させられました。
開始時すでに母だった思春と異なり、蓮華は作中で出産しママとなります。
右往左往する一刀さんと見守る周囲の優しい面々、呉のファミリー感が存分に発揮されてますね。やはり生まれた孫登を優しく抱く蓮華の顔はちゃんと母親してて素敵でした。蓮華にも授乳シーンあればなお良かった。
(風音さまのあの歌声を知ってると、蓮華の歌で場を収める展開には色々と思う所がありましたが…。)
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シリーズが進んで、こういうキャラクターの成長や立場の変化が描かれるとなんか感慨深いものがあります。
魏では桂花がすでに子持ちになってさらに前作で秋蘭が妊娠。蜀でも星が妊娠と賑やかになってきました。
ますますここで終わらせずに、次の展開を切に求めたいです。
子供といえば今回璃々ちゃんマジ大活躍。熟女包囲網から一刀さんを救い出したあの勇姿。
将来が楽しみです。さぞや猛将になるんだろうなぁ…。
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新キャラについて。今回の呉では太史慈(梨晏)、程普(粋怜)が加入しました。程普とはまた渋いところを突いてきましたね。
梨晏は褐色軍の補強として実に素晴らしいキャラデザ。お気楽っぽいけど純情でもあるキャラクターもいいし雪蓮冥琳との関係性も良かったです。アペンドもまずまず。
シンガーとしても名前の売れてるゆいにゃんが未だにエロもやってくれてるというのは尊敬に値しますね。エロ演技が好みかどうかは置いといて。
粋怜は一応熟女枠。紫苑、桔梗、祭といった既存のBBAお姉さま方よりも熟女感は無いですけど公私分け過ぎなキャラ付けも面白くてグッドでした。立ち絵よりもエロ絵のほうが断然魅力的でしたね。(正直立ち絵微妙…)
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呉はやはりちょっと人数的に少ないので、もう二、三人、魯粛とか朱桓とか諸葛瑾とか加えても良かったんじゃないかなぁ。言っても詮ないことですが。

次にエッチのこと。
なんか雪蓮多くね? いやいいんですけど、ちょいちょい雪蓮が絡んできてたような…。
それはさておき、とうとう遂にようやくやっと孫家の三姉妹丼が実装されたことを寿ぎましょう。(やっぱり雪蓮いるじゃん!)
良かったですよ、三姉妹丼。普通の姉妹丼もあったし、組み合わせのバリエは結構あってなかなかゴージャス。
勿論単独えっちもあり、満足感は高いです。
思春の情熱的な夫婦の営みもとても良かったなぁ。一刀さんに迫る思春が実に美しかった。
あと子供が寝てるすぐ隣でハメちらかすシーンが多かったですね。ちょっとトーサク的。こういうのもたまにはいいですね。
熟女軍団の攻撃的布陣も十分堪能させて頂きました。年増お姉さますげー。
基本的に恋姫の3P4Pは並べてハメて差分だけなのでシーン的にはまぁアレです。
褐色の良いところはぶっかけが一層映える点でしょうか。これはエッチシーンでの大きな利点だと思います。小麦色の肌に降り注ぐ白濁はいいものです。普段はそんなにぶっかけ好きじゃないので中出し一択ですけど。
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やはりシリーズが長く続くと愛着が違いますね。特に好きな陣営の話でしたので尚更。
ボリューム自体はまぁ価格相応ですけど、お話も良かったと思うしシーンも多いし満足です。
贔屓目抜きにしても蜀編、魏編よりもオススメかなぁ。今回の英雄譚シリーズだけでいえば呉、蜀、魏の順番で楽しめたように思います。
長いシリーズだと最近見かけなくなった声優さんの声を聴けるのが嬉しいですね。
飯田空さん、白井綾乃さんあたりは近頃遭遇してませんし、引退された倉田まりやさん、如月葵さんとかも確か続編ものには出てくれるらしいので(違ったっけ?)、恋姫シリーズも末永く続いていって欲しいものです。
なんだかもう色々カオスなタイトルですが、内容通りですね。
分かりやすくはありますがもうちょいなんとかならんかったものか。
こういうラノベちっくなタイトル好きじゃないです。

すでに感想を書いた女装ギャルビッチ学園シリーズのギャルプリンスの姉妹ブランドであるハニーマリーさんの第一作です。【女装ギャルビッチ学園の感想はコチラ→
発売自体は9月にしてたみたいで、全く気づいてませんでした。女装ギャルビッチ学園2の発売に気づいたのと時を同じくして存在を知った次第です。
作品の構成も女装ギャルビッチ学園と一緒で一本道です、低価格としては正解ですね。
コンフィグやオマケ画面のUIも共通でした。

さて、物語の中身はというと、お見合いしてお付き合いしていざ結婚してみたら新妻が男だったというものすごい無茶な展開です。
更に、同性同士は結婚できないから、実は入籍じゃなくて主人公との養子縁組だったという酷い話。
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で、もっとすごいのがこの主人公。この異常とも言える事態に直面してもさほど動揺することなく、
俺が好きになったのはお前の性別じゃなくてお前自身だからお前が男でも一向に構わん(大意)という凄まじい漢っぷり。
中々言えるもんじゃありません。
んで、それから先はもうエロエロイチャイチャ一直線。潔い。

でも、男の娘もので主人公が最初っから抵抗感無く男の娘を抱くのって割りと希少です。めんどくさい前振りが要らんという御仁にはピッタリの作品となっておりますね。
あと、エロの対象としての男の娘は多いですけどイチャイチャするっていうのもそんなに多くはないと思います。
その先にエッチがあるにせよ、一緒にでかけたり添い寝ピロートークがあったり普通にイチャるのいいですね。

ヒロインのさつきちゃんはおとなしくておしとやか系の男の娘ですが主人公のことが好きなのでエッチにも結構積極的。
おちんちんもそれほどちっちゃくはないです。
男の娘ではあるものの男性は完全に捨ててないので勃起もちゃんとするしオナニーもおちんちんを使います。この辺は女装ギャルビッチ学園と一緒。完全にメスになってるのが多い男の娘業界ではあまりいないタイプ。
ですが朝勃ちの辛さに賛同してくれるヒロインとか、斬新でいいですよね(そうか?)
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エッチは全部ラブラブ系ですね。イチャエロとしては悪くない。男の娘モノとしての基本は守られてるし。
それほど濃いプレイがあるわけじゃないですがシーン自体はそれほど悪くはないと思います。
絵師は女装ギャルビッチ学園と同じですが塗りのせいでしょうか、結構印象が違いますね。ドギツイ感じのあっちとはまた違った良さがあります。
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ただ、ちょっとセリフや状況と表情が合ってない絵や、いくつかイベント絵の使い回しのシーンがあるので、そこはちょっとマイナス。
ギャルビッチよりも価格が高いので、シーン数を増やす必要があったのかと思いますが、絵を使いまわしてまで増やされてもそんなに嬉しくないです。
些細なことですが、衣装がちょっと野暮ったいかな。もうちょっとオシャレさせてあげましょうよ。

そんなわけで、多少のアヘ顔があったりもしますが全体的にソフトな造りなので、男の娘入門としては良いんじゃないでしょうか。
低価格ですし。
私は価格も安い女装ギャルビッチ学園のほうが好みですけど。
というわけでサイトが公開されました、AXL10周年記念作品、「恋する乙女と守護の楯 ~薔薇の聖母~

ここにきて恋楯の続編とはまたAXLも思い切ったものですなぁ…。

恋楯自体は好きな作品ですし応援したくはありますが、恋楯でスマッシュヒットを飛ばしたあと数作でアイギス設定を引きずった(さらに失敗した)のが印象悪くて、正直微妙。
もちろん私はAXL信者ですので買いますけどね。

しかし、前作のヒロインの立場ねぇよなぁと、思うのですよ。誰のルートにも入ってない設定なのかも知らんですけど、今のところあまり期待できる要素が無いのもまた事実。
オリジナル作品で勝負して欲しかった感は否めないですね。

更に、絵。
せのぴーこと瀬之本久史さんは私が最も好きな絵師さんのひとりですが、今回の設定画はいかんでしょ。
いままで毎回劣化だ劣化だと騒がれても擁護し続けてきましたけど、今回は劣化と言われてもしゃーない。
顔面の中のパーツの位置と大きさのバランス崩壊しとりますやん。
まぁAXLさんの作品では設定画がそのまま作品内の立ち絵とかにならないので製品版では改善されてると思いますけど(楽観)

なんかネガティブな雑感になっちゃいましたけど、購入はすでに決定してるのでこの不安を一掃してくれる出来栄えを期待したいです。

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