2ntブログ

スポンサーサイト

 --, -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
切断系エロゲ(なんだそりゃ)のパイオニアとして昨年話題となった問題作「蜥蜴の尻尾切り」の続編です。

【以下、前作のネタバレもありますのでご注意ください】






前作ラストでその存在が明かされ、主人公・秀が狂う要因の一つであった秀の恋人、荊がメインヒロインの物語です。
前作冒頭での飛び込み自殺を秀を食い止めた後の荊とのイチャイチャが描かれます。
続編というよりは、蜥蜴の尻尾切り正編ルートへ進まなかった場合の物語、IFと行ったほうが適当でしょうか。
20160130 (1)20160130 (2)

荊がメインヒロインと書きましたが冒頭部分以外は荊の一人称視点で進みますのでヒロインというよりは主人公みたいな感じ。

何やらよくわからない感染性の死病に冒された荊は秀との別離を選択するのですが、ここから秀は前作とは打って変わった男前っぷりを見せます。荊の病を受け入れ、というか自分も同じ病気に感染してともに死を迎えるという決意。
マジ前作のやれやれ系主人公とは別人じゃね?ってくらい情熱的。(ある意味前作から情熱的ではありましたが)
まぁ前作の主人公は「荊のことを忘れようと前の生活を捨て去った人」なので実質別人だったと言っても良いのかもしれませんが。
駅のホームで荊を思い出した時にそれ以前を取り戻したので、この物語で描かれる男前な猪上秀こそが本物で蜥蜴の尻尾切りでのキチガイは猪上秀Ver.2.0だったのかも知れませんね。

感染の危険を冒してお互い念願の初エッチ。その後は他人に迷惑をかけないように廃工場でふたりきりのイチャイチャ隠遁生活となるわけです。
こっから先はヤりまくりです。全体のボリュームが少ないので回数自体は多くないですが構成要素の大部分はエッチシーン。
しかしそのエッチが凄惨極まりないです。
20160130 (5)20160130 (6)
徐々に病が進行して爛れ変色し崩れていく2人の身体が見ていて本当に痛々しい。
切断とかそういうグロは割りと平気ですが、こういう蓮コラ的なゾワゾワ系はちょっと苦手としているのであうあうあーってなりました。
でも荊と秀に悲壮感は殆ど無くて、残された命の全てをお互いへの愛のために使い切るという、一種崇高な気概に満ちあふれていました。
エッチシーン以外では秀との出逢いからこれまでを振り返る荊の過去回想と、思い描く理想の未来が随時挿入されるのですが、現状の2人の姿とのギャップでズシーンと心に重く伸し掛かってきます。この辺りの演出は上手です。
20160130 (7)

結局事態が好転することなく2人は天に召されます。エッチの最中に。
キレイ事ではありますが醜くも美しい切ない純愛物語でした。
フルプライスでやられたら重すぎて鬱陶しいくなるかと思いますがこのくらいのボリュームでなら耐えられます。
非常に良い物を見せてもらいました。
秀と荊はエロゲ史上に残るベストカップルの一組として長く私の記憶に残ることでしょう。

ちょっと価格は高いかな、と思いますけど、それでも蜥蜴の尻尾切りをプレイ済みならやる価値は十分にあります。

前作の感想

らぶ撮りハレーション 感想

 29, 2016 23:20


裸足少女さんの作品につきましては、濃厚和姦エロの分野でなかなか信用ができると、常々思っています。
一方でシステム面は今一歩、テキストや日常シーンの面白さは今三歩、くらいな感じの印象。
今作も大体このイメージどおりの出来だったと思います。
正直日常シーンはどうにもつまらない。キャラを騒がせてはいるものの上滑りしている感が否めません。ここはもうちょっと頑張ってほしいなぁ。

でもこのブランドの本領はそこじゃないし。エロだし。
ということで肝心要のエッチはと言えば、これはほぼほぼ期待に応えてくれたかな、と思います。
冒頭からいきなり恋人となるヒロインを選択します。もうくっつくのくっつかないのとか攻略とかそういうまだるっこしいの全部無しで最初っから恋人。
全編個別ルートというある意味潔い造りとなっています。これはこれで悪くないんじゃないかな。
エロをたくさん詰め込めるという利点がありますからね。
そのメリットを活かして、開始早々から濃厚エロの乱れ打ち。先に述べたようにエロとエロの間に日常シーンはやや寒いですが、エロはほんとに全力投球。
20160129 (8)20160129 (4)
20160129 (5)20160129 (12)
和姦エロとしてはかなり濃厚の部類だと思いますよ。主人公も巨根で絶倫で2発3発当たり前ですし、シーン切り替わってもザーメンリセットされてないので絵もエロい。
そもそも絵については人気エロ漫画家のごばん氏が担当しているのでエロいのは当然ですね。立ち絵はやや違和感を覚えなくもないですがイベント絵はホントキレイ。普段エロを見せ慣れているので勘所が分かっているというか、なかなかツボは抑えてあると思います。ヒロインみんな可愛いし。おっぱいは私の好みよりも大分大きめだけど許容範囲。

主人公の包茎設定も設定倒れではなくちゃんとシーンに生かしてるのがグッドです。
ヒロインに包茎いじられるシチュが結構あってその手のプレイがお好きな方のニーズにも応えてます。仮性なのでシーン始めは被ってるけど挿入後は剥けてたり芸も細かい。
20160129 (11)20160129 (10)

中の人の演技もドエロで大変よろしいです。酷い目に遭わない木多野ありさんは多分初めてお目にかかるかと思いますが絶叫無しでもいけるやん!
他にも佐倉もも花さん、御苑生メイさん、このはさんとエロ巧者が名を連ねていますしその辺りは心配無いですね。

メインテーマなので当然ですがコスチュームも多彩で充実しており、コスプレものとしてもかなり賑やかなのではないでしょうか。
コスチュームを活かしたなりきりのイメクラプレイがなかなか面白いです。ヒロインもノリノリの淫語全開でお芝居して雰囲気を高めます。
主人公、ショタ顔なのに(シーン中顔はほとんど見えませんけど)オッサンになったりテロリストになったりもう千両役者っぷりがなんか逆に同情を誘いますw

ここまではそれなりにいい感触のエッチシーンなんですけど、個人的にどうしても評価を下げざるを得ないところがあります。
それはこれ。
20160129 (7)
↑↑↑↑↑↑
このシチュ、この体勢で授乳手コキが無いって、宗教上の理由かなんかですかね???
これがどーしても解せない。腑に落ちない。納得行かない。
ここまでやったら普通やるでしょ、授乳手コキ。
ほんとにもう…!。

それからシステム面ですが、メイン2人とサブ2人がゲーム構成上非常にアンバランスですね。
コスチューム選択回数が法香・未春は全然足りなくて一周では全シーン見れない。一方でかづさ・真夏は選択回数余りまくりでほぼ同じシーンを二度観なければならない。
このバランスはなんとかして欲しかったなぁ。この辺のプレイアビリティはいささかよろしくない印象です。
また、同じコスチュームで「らぶ撮り」「なりきり」の2種類シーンがあるんですが、イベント絵自体は使い回しなので大容量をインストールされた割にはなんか損した気分にならないことも無いです。全部とは言わないので一部だけでも専用絵があればまた印象が違ったんでしょうけど…。
あと重箱の隅をつつけば、コスプレばかりで普通のエッチが少ないように思いました。せめてエピローグにでもノーマルなエッチシーン一回あっても良かったんじゃないかな。
未春超乳バージョンやハーレムもありますがオマケですね。

あと、この作品のウリの一つである写真撮影、これは常にオートで良いと思います。
エロシーンとかでイチイチ手動で撮影とかしてられないです。でも撮影しないとバッドエンドなのでめんどくさい。
幸いオートにしとけばなんの支障もなくエンディングにいけるので、私は初回バッド以降ずーっとオート。

総合すると、エッチシーン集としてほんと優秀だと思います。
個々のシーンのレベルは中々高い。でもそれらが集まった時に、エッチをつなぐ日常シーンの弱さ、数が多い故に被りの多さが良い印象を薄めてしまっているように感じました。
まぁ絵の使い回しを気にしない人もいるでしょうし、使いまわされていても一方は当人同士、もう一方はイメクラプレイとバリエーションはあるのでそこまでマイナスというわけでも無いかも知れませんけど、改善できればかなり強力な抜きゲーになったでしょうね。
裸足少女さんは毎回一歩二歩足りないんだよなぁ…。

2015年度2chベストエロゲ

 28, 2016 01:32
1月16日から23日まで、2ch(BBSPINK)ネギ板で行われていた2015年度のベストエロゲー投票が終了し、一応の結果が出ました。よろづ集計人氏をはじめ集計人各位は大変お疲れ様でした。
開幕当初の埋め荒らしの出現によってしたらばの避難所が本会場になるなど大きなトラブルもありましたがなんとか無事終了することができました。

早速、以下によろづ集計人氏の得点制による集計結果を記載させていただきます。
昨年も記載しましたが、これはあくまでよろづ集計人氏の集計によるものであり、これが公式結果というわけではありません。ご注意ください。

サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う- 90
Evenicle -イブニクル- 39
ピュア×コネクト 38 →感想記事へ
時計仕掛けのレイライン -朝霧に散る花- 38
サノバウィッチ 36
シルヴァリオ ヴェンデッタ 35 →感想記事へ
ランス03 リーザス陥落 34
ソーサリージョーカーズ 24(リンク先音出ます!)
すみれ 23
見上げてごらん、夜空の星を 21(リンク先音出ます!)
フェアリーテイル・レクイエム 20
Maggot baits 18 →感想記事へ
ゆきこいめると 16 →感想記事へ
プライマルハーツ2 16
恋×シンアイ彼女 15
CUSTOM MAID 3D 2 14
美少女万華鏡 ─神が造りたもうた少女たち─ 13
僕はキミだけを見つめる ~I gaze at only you~ 13
プラマイウォーズ 10 →感想記事へ
僕と恋するポンコツアクマ。 10 →感想記事へ


例年以上に首位のブッチギリな結果となりました。3倍近い得点差でのまさに圧勝。
しかしながら私はサクラノ詩に1ミリも思い入れが無いんですよねぇ。10年待ったりもしていませんし、まさかの発売に盛り上がっている様子を「フーン」とながめていたものでしたが、まさかここまでの支持を集めるとは…。

アリスソフトはやっぱり強いし、萌え、燃え、抜きもバランス良く票を集めてるので投票者のバランス感覚は素晴らしいです。
前評判の高かったクロノクロックあたりは出来が残念だったのでやはり上位には来ませんでしたね。果つることなき未来ヨリも前作グリザイアと比べられては票の入りようが無いし、エロゲであることを裏切った作品にはそれなりの報いがあるもんです。

私はといえば、20位圏内でプレイ済みは6本と、まぁ例年並みですかね。順調に注目作をスルーした結果です。
6作投票して半数は50位にも入らず、さらにそのうち2作は私しか票入れていないという結果はなかなか寂しい。
Maggotbaitsやゆきこいめるとはベスト10に入ってくるかと思いましたがそんなことは無かったぜ。
上位ランクイン作品で気になったのはソーサリージョーカーズくらいでしょうか。安くなったら買いましょう。

それにしても参加者の減少に歯止めがかかりませんね。
よろづ氏は熱心に宣伝ツイートをしていましたしもう少し盛り上がっても良かったように思いますけど、エロゲーマー自体が減っているのかなんなのか…。少し残念です。
冒頭述べたように荒らしによる投票妨害もあったりと、なかなか上手く行かないものですね。
来年は企画の衰退傾向になんとかストップがかかるといいなぁ。


ゆびきり婚約ロリイタ 感想

 26, 2016 16:48

これはイカンでぇ…。いい意味で。
相思相愛ロリータもアカンかったが、こちらも中々のものです。
本編の3年前から描写することで更にちっちゃい鈴佳ちゃんを描き、そして遠縁ということで薄いながらも近親要素もプラスされてヤバい度が増しております。
20160125 (1)

主人公のけーと君は「相思相愛」のおかくん同様寂しい大人ではあるものの若干欲望に弱いというか煽り耐性が低いというか、すぐに陥落します。常識的な面もあるんですが、こと鈴佳ちゃんとの関わりとなると歯止めが効きづらい人みたい。
鈴佳ちゃんも鈴佳ちゃんで完全に「そういうつもり」で主人公のところに来てるので、「相思相愛」のまこちゃんよりも小悪魔度は上かな。そもそもまこちゃんは小悪魔つーか聖母だし。
ちゃんとした知識がないのに「そういうつもり」であるということの破壊力は凄まじいものがあるなぁと認識させられました。鈴佳ちゃんの背伸びしたオンナ感に完全にやられちゃうけーと君と私。うわ、すずかつよい
20160125 (4)20160125 (3)
未成熟と成熟の狭間を上手く行き来する鈴佳ちゃんのキャラ描写のバランスには本当にやられました。
この子と依存しあいたいとマジ思える、そんなロリ。傷ついた2人が出会って同居して、お互い借りを作って返してを繰り返す、「ごめん」「すき」の間柄の機微が見事に描かれています。普段のテキストの言い回しのうまさは相思相愛から感じていましたが全体の構成はこっちの方が好みかな。

えっちも非常になんというかあれよね。
ロリを本気で孕ませる気概に満ちたセックス。種付け、交尾。絵もテキストもくっそエロい。
ロリっ子に孕ませて欲しいと望まれちゃ、そら仕方がないなぁとなりますわ。
20160125 (5)20160125 (6)
セックス以外にもお風呂で素股、コタツでフェラなどなかなかマニア心をくすぐる行為もあり、短い尺で回数が限られている中頑張っています。
中でもエピローグのボテ腹赤ちゃんプレイはなにやら妖しい魅力に溢れていましたね。幼いようでいて、でもどこか大人びていて、け-と君を上手にあやしてコントロールする、そんな鈴佳ちゃんの魅力の集大成。

すでにちょっと触れましたがシナリオのporori氏のテキストが非常に秀逸です。
言葉選び、感情の機微、人物の行動、描写全てがなんというかスっと入ってくるんですね。そしてそれなら仕方がないと思わせてくれる説得力がある。ベクトルは違いますが「ゆでだから」みたいな説得力です。
だからこそこんな可愛いロリが押しかけ女房よろしくやってくるお話が成立するんだと思います。
エロゲなので絵空事でいいんですけど、あまり空虚過ぎては物語に没入できないし重くなりすぎても今度はエロゲとしての役割を果たせない。
氏の文章はそこら辺りのバランスが絶妙で、上手いんですよね。上手いけど極端に技巧的というわけでもなくリーダビリティも兼ね備えています。「相思相愛」と今作しかプレイせず「彼女、甘い彼女」は買ってDLしただけでプレイするのを忘れてた私が言うのも非常におこがましいですが。

絵柄も素晴らしいのですが、今作においてはなんといっても鈴佳ちゃんの中の人、蝉サブレさんの力量に感服いたしました。
幼さの中に垣間見える妖しい魅力。「いろじかけ」な部分を上手く言葉の端々で表現されていて、見事でした。
正直聴いたことのない役者さんなのですが、一撃で轟沈、ファンになりました。(と思って調べたら「女装少年、家出中」に出てますやん! 私あれ大好きなのに気づかなかったなぁと恥を晒す。あれの少年役も上手いと思いました。ということはやはりしっかりとした力を持った方なのですね。)
是非フルプライス作品にも出演して欲しいなぁ。

システム的な部分で言うと、絵に文章をかぶせるビジュアルノベルのスタイルはあまり好きじゃないのですが、作品の雰囲気にはマッチしていると思います。メッセージウインドウに収まるだけの文ではporori氏の掛け合いの上手さが見えづらいですし、やはりこれで正解なんでしょうね。

ロリ好きもそうじゃない人も、是非プレイして頂きたい。
そしてみんなでだめなおとなになろう。

今日の収穫 20160123

 24, 2016 00:36
アカメが斬る! 13巻
アカメとクロメ因縁の姉妹対決決着!

…こうきたかぁ…

正直予想外の結末でした。(ちなみに掲載誌の方では全く読んでいません)
アニメ版でもそうでしたがこの姉妹はいずれかの死(というか物語的にクロメの死)によってしか純然たる決着は付かないと思っていたのですが、まさかこんな落とし所があるとは、完全に意表をつかれましたね。
いやでもこの顛末、嫌いじゃないです。というか多分最良の決着。
よくぞここに落ち着けてくれたと、つよきす以来実に久しぶりに「タカヒログッジョブ!」とサムズアップしたくなりました。
いやもうウェイブ君の男前っぷりには脱帽ですな。

「ねぇ 私… 生まれ変わってもまたお姉ちゃんの妹妹がいいな」


モンスター娘のいる日常 ブルーレイ 5巻
脅迫者D編に突入していよいよ佳境ですね。私はまだ2期を諦めてはいませんが。
メロのボケのキレや巨大化スーなど見どころは満載で今巻も非常に楽しめたのですが、やはりこの回ではどうしても物申しておかねばなりますまい。
テレビ放映(私はニコニコで視聴しましたが)時からこの改変には納得いっていなかったのですが…。
20160123 (2)
なんでこのやり取りカットしちゃったんすか?
アニメではただ勢いにまかせて突入する風になっていましたが、原作でのラク姉さんの言葉があって、それでもなおだぁりんを信じる!っていうプロセスが良かったのに。尺か?尺のせいか?いやいや、そうだとしてもここよりももっと削れる場所があったでしょ!
モンむすアニメには概ね肯定的で高く評価している私ですが、やはりこの部分の改変にはどうしても意義を唱えたいのです。

20160123 (1)

キャラクターランキング企画の第二回となります。【前回→属性別キャラクターランキング 幼馴染編
今回の属性は「褐色」
褐色キャラ好きなんです。狙って買ったりはあまりしませんけど、攻略対象にいたらその作品は一割増しで高評価します。

二次元において萌えとしての褐色が市民権を得たのってナディアあたりからですかね。
あるいはピロテースやアーシェス・ネイなんかもエロい褐色という属性が広まる契機だったかも知れません。もっと古いキャラもいると思いますが褐色キャラのメジャー化に貢献したのは多分この3人なんじゃないかな。
私はこの中ならピロテース派です。ナディアはそんなに熱心に観てなかったしバスタードもそこまで好きなマンガじゃないし。
その点ロードスは大好きだったのでアシュラムに寄り添う妖艶なピロテースには度々心を奪われたものでした。
やっぱ当時の出渕裕って神だわ。おそらくエルフ萌えを生み出したのもディードリットが先駆けだったんじゃないですかね。

エロゲにはまだまだ褐色が足りません。ファンタジー系やギャル系以外でももっとスタンダードになれば良いなぁと思うのですがあまり需要は無いのでしょうか、一向に増える気配は無いですね。そういった中で恋姫†無双シリーズの呉軍の褐色祭りには正直小躍りしたものでした。自然、ランキングにも呉のキャラが多く入ってくることが予想されますが、そもそもの弾数が少ないからご容赦願いたい。

では、ランキングいってみましょう。まずは10位から6位までです。
中には褐色じゃなくて健康的なだけじゃね?ってのもいますが私基準での褐色ということで。



第10位 呂布奉先(恋) (恋姫シリーズ) CV.井村屋ほのか
20160121 (7)
無邪気なハラペコガーディアン。
井村屋さんのぼんやりと気合の演じ分けの妙で非常に魅力的なワンコキャラになっています。
裏切りの代名詞である呂布がこんな忠犬にリボーンするとは羅貫中も想像だにできなかったでしょうなぁ。
普段は食っちゃ寝でのほほんとしてますが一度戦場に出れば悪鬼羅刹修羅化身の働きというギャップ。そりゃ張三姉妹も恐れ慄くわな。


第9位 火宮 木乃香 (天色*アイルノーツ) CV.雪都さお梨
20160121 (21)
不思議の世界の不思議ちゃんです。
これも無愛想だけど懐くと可愛い系。
さらに褐色&銀髪の黄金コンボ装備という鉄壁ぶり。やはり褐色には薄い髪色がよく似合う。
無知で無垢からの成長が楽しいマスコットヒロイン。サブ扱いなのでもっとエピソード山盛り見たかったです。


第8位 周泰幼平(明命) (恋姫シリーズ) CV.桃井いちご
20160121 (2)
猫マニアな暗殺者。
やっぱりこの子も懐く系入ってますね。褐色は主人公に忠義を尽くす傾向でもあるんでしょうか。
何事も一生懸命で健気で、でも深刻にならない明るさが魅力です。
マンハントモードに入った時の毒舌系落書きを見るに、なんか闇を抱えてそうですけど。
下着が褌なのも高ポイントですね。


第7位 ケイリ・グランセリウス (処女はお姉さまに恋してる2人のエルダー) CV.生駒あるひ
20160121 (11)
自称星の王女。神秘的な雰囲気漂うやんごとなき褐色。
シナリオ自体の出来は悪く無いものの、おとボクという作品内で見ると浮きまくりですがキャラは愉快な人です。エピローグ後の3人で世界を股にかけて無茶しまくる話が切実に見たい。


第6位 周瑜公瑾(冥琳) (恋姫シリーズ) CV.かわしまりの
20160121 (22)
理知的おねーさま系褐色という割りと珍しい貴重な人材。
無印恋姫の敵役からの華麗なる方針転換で一気に好感度を上げてきたキャラクターです。
雪蓮とセットで語られることが多く、単独エピソードが少ないなど割りを食ってる感もなきにしもあらずですが、エロも上手にこなせる万能型ユーティリティプレイヤー。そしてなんつーてもCVかわしまりのの強さたるや筆舌に尽くしがたいですわ。



……ここまで恋姫勢が3キャラも入ってるあたり褐色業界の深刻な人材不足が伺えますね。メーカーの方々はなんとかしていただきたい。いや、決して恋姫キャラがベストに入る価値が無いと言っているわけではないですよ。普通にヒロインとしても大好きです。


では引き続きベスト5の発表です。



第5位 ツキヨ (ひなたのつき) CV.織田マリ
20160121 (13)
6位まではそれなりに有名どころが続いた後の誰?枠。
ご存じないですか? ダークエルフのツキヨ君ですよ。
…「君」、です。女装もしてないので「男の娘」ですらありません。ショタです。そもそも出典がかわいい「小枝」がついてるエルフたちと森で一緒に暮らそう!でお馴染みの「ひなたのつき」ですのでむしろ女の子だったら詐欺じゃん?
ひたすら純粋で純朴で健気なツキヨ君とイチャイチャできる素晴らしい作品。イチャイチャしたくならなくとも、境遇を知れば必ずやぎゅっと抱きしめていいこいいこして甘やかしたくなること必定。
この子も主人公にしっかり懐いてくれます。
メーカーがポシャったっぽいのが残念。
20160121 (12)20160121 (15)



第4位 甘寧興覇(思春) (恋姫シリーズ) CV.一色ヒカル
20160121 (16)
最新作の真・恋姫†英雄譚3で怒涛の差し脚を見せてベスト5に食い込んできたのが思春さんです。
正直、あの作品がなければもう2~3ランクは下だったかなーという感じでした。それでも呉勢の中では上の方ですが。
なんといっても萌将伝までの主人公への加撃役ではなく、出産を経て数段魅力が増したのが大きいですね。
もともと可愛いところはありましたがそれに加えて母親としての立ち位置も加わって多様な顔を見せてくれるようになりました。
一刀さんへの好意も露出するようになったし、寝所で一刀さんを襲うあたりも妖艶さが強力。
何かと蓮華あたりとセット扱いが多かったですがこれで立派に単独エピソードを立てられるキャラに成長したと思います。
べっそんさんは戦国もいいですけど(買わない)、さっさと英雄譚の続きを作るように。
20160121 (14)20160121 (17)



第3位 ティガルナ (ぬるぷり) CV.里緒玲亜
20160121 (10)
誰?枠パート2。
トルパン王国からの押し掛け女房、王女チハのボディガードを務める褐色美人です。まぁ実際は簡単に読める事実があるんですが、そこは置いときます。
美人だし朗らかだし、孕むのが目的で主人公のとこに来てるのでエッチにも超積極的。いうことないですな!
下に挙げたフェラ絵、性器などの露出が全く無いですけど妙にエロくないですか? これ私のお気に入りの一枚です。

ぬるぷりというタイトルは過去の記事でも名前を出したことがありますが私の大好きな作品の一つです。個別ルートがほぼ無くてみんな同じストーリーに収束するというシナリオ上の弱点は存在するものの、決してパロネタに頼らないコメディ力は実に見事でした。
みんな幸せエロエロハーレムなので昨年あった某ニセハーレムゲーなんぞこれの足元にも及んでないです。子作りしに姫がやって来るという導入は同じなのにね…。
20160121 (4)20160121 (6)



第2位 孫権仲謀(蓮華) (恋姫シリーズ) CV.風音
20160121 (9)
はい出ました、みんなの嫁、蓮華さんです。
もうこの人に関しては語ることもないですね。いろんな場所で語り尽くされてます。
初期のツンデレっぷりも可愛いし、デレてからの一刀君へのメロメロっぷりも可愛い。それが空回りする様も愉快です。
コスチュームもお腹パックリでエロいっすね。健康的なおへそ丸出しなのが実によろしい。エロいお腹というのは貴重ですよ。
王として一刀の嫁として相応しくあろうと常に努力を怠らない精神力もあり、たくましいヒロインです。なかなかその勤勉が報われないところも庇護欲掻き立てますね。
姉妹に振り回されたりと苦労も絶えないのがまた哀れ。
最新作では出産して母親となるなどリアルに成長していく様子を追っていけるというのも非常に魅力的です。
思春の項でも述べたとおり、Basesonさんはこれで終わりにせず必ずや続編を作ってください。
20160121 (1)20160121 (8)



第1位 菱吾森 (ハロー・レディ!) CV.海原エレナ
20160121 (20)
ひしあたん ああひしあたんひしあたん(以下略
というわけで堂々第1位はハロレの褐色メイド菱吾森さんに決定。
容姿は言うに及ばず、その愉快痛快な性格や豪快な言動などもう一挙手一投足が大好き。
本編だと彼女が登場しないパートがかなりあるので楽しい中にも物足りなさが常にありました。あまつさえエッチシーンも無かった訳ですからねぇ。
NewDivisionでルートとエッチを実装されたときは本当に嬉しかったです。まぁエロイッカイダケでしたけど。
ルートのストーリーも成田真理の当初の目標に最も沿った形で進行しているし、実質ハロレの真ヒロインと言っても過言では無いでしょう。それだけに最初っからND分も本編に入れておけば傑作に成り得たのにね。
ともかく主人公の成田真理がエロゲ史上に残る名主人公でしたがその傍らに存在するに相応しいキャラクターでした。
成田真理への一途な忠誠心も毒舌も愛情も実に良い。…やっぱ褐色は懐いてくるなぁ…。
20160121 (19)20160121 (18)



以上、極私的褐色キャラクターランキングでした。
改めて見ると呉軍つえーなというのが正直な感想ですね。まだ他に祭、小蓮、雪蓮が控えているし新作で梨晏を補強とかどんだけ褐色天国やねん、と。ソフトバンクホークス並の選手層。

あとランキングに入らずに残念なのが「小公女シャルロット」に登場したウルミラ・ムジャヒルディーン嬢。上で褐色目当てにエロゲ買わないと述べましたがシャルロットだけは別で、私が普段あまり手を出さない調教ゲーを購入したのはひとえにウルミラに惹かれたからでした。褐色銀髪男装という欲張り仕様のキャラでしたが思ったより出番が無かったのでそれほど記憶に残らず惜しくもランク外。ゲーム自体ももう手放しちゃってますしね。


なんといっても、エロゲにおける褐色の魅力は精液が肌に映えることだと思います。白と黒のコントラストが非常に艶かしさを増幅してくれます。私は普段中出しオンリーで選択肢を選んでいますが、褐色ヒロインとの場合だけはぶっかけも選びたくなります。
今回一口に「褐色」でまとめましたが、より細かくカテゴライズするならナチュラル褐色と日焼けを分けて考えたり、日焼けの中でも全身日焼けと日焼け跡で分かれたり細分化が出来そうですが私にはそこまでこだわりは無いです。
たまたま日焼けキャラはランクに入ってきませんでしたけど…あ、でも呉軍の肌が日焼けである可能性は無くはないですね。

それはさておき、よく同人エロCG集なんかでも日焼けバージョンが同梱されていたりしますし、必ず需要はあるはずです。
繰り返しになりますが、エロゲメーカーの方はぜひぜひ、褐色乙女の補強をご検討いただきたい。

今日の収穫 20160118

 19, 2016 00:48
ちはやふる 30巻
太一抜きでの、そして千早たちにとっては最後の全国大会です。
予選であれだけギリギリだったのに、全国の舞台で新人育成もする瑞沢の余裕ぶりに違和感。
まぁ当人たちは余裕があるというよりは三年生卒業後を見据えて、ということなんでしょうけど、でも準決まで残れたからいいようなものの舐めプとも受け取られかねない采配はどうかと思います。
でもこ最近かなちゃんが完全に戦力外っぽいのが悲しい。

というか全国大会準決勝まであっという間でしたね。ダラダラ引き延ばすよりはいいですけど。
ちなみに準決勝の組み合わせは瑞沢VS富士崎、北央VS藤岡東という組み合わせ。

「顧問引退はしないけど 結婚はします」

修羅の刻 16巻
ひっさしぶりの「刻」ですね。ちょっと前巻の奥付けを見てみる…2006年!10年前かよ…。
今回は昭和編ということです。今までのように歴史上の人物と陸奥が絡むのではなく、陸奥九十九のルーツとなる話ですね。
(陸奥)静流、(不破)現、ケンシン・マエダの出逢いを描いた青春譚?
しょーじき静流のキャラ付けは失敗してると思います。無理やり天然系の萌えキャラにしようとして豪快に滑ってる感。
「門」の回想でちょろっと出てきた静流のイメージともなんかズレてる気がするし、王道の大和撫子系で良かったんじゃないかなぁ。
でもあの性格だからこそ、現とケンシンの心を掴んだとも考えられなくもないか。
相変わらず現のキャラは好きです。

ピュア×コネクト ドラマCD ~それぞれの告白前夜~
なにこの破壊力
C89で販売されたSMEEのピュア×コネクトのドラマCDですが、こりゃすごいっすよ。
ヒロインたちの可愛い所を余すこと無く表現した筆舌に尽くしがたい萌え萌えストーリー。
こいつの前では、赤面しながら悶え転がるしか人類に残された手段は無いです。
収録されているDucaさん歌唱によるイメージソングも非常に良いのでみんな買おう。

ちなみに当然ジャケットはもえみんに差し替え済みです。

20160118 (2)20160118 (1)
20160116 (1)

いいとこの坊っちゃんが屋敷で可愛い男の娘メイドに囲まれてウハウハするという至極分かりやすい内容の男の娘ゲーです。
低価格なので一本道でシナリオらしいものは何もなくエロイベントを見ていくだけという造りは価格相応に潔いと思います。
一応公式のキャラ紹介だと恩義だのなんだのとヒロインの過去を匂わす説明がありはしますがサラっと流すだけで話に活かされることもなく、エロ以外は切り捨てていく姿勢はちょっと評価します。

主人公はノーマルな性癖で最初は男の娘とのエッチにかなり抵抗しますが一、二度気持ちいいことしてもらったらもう、姫騎士もびっくりのマッハ堕ち。自分から積極的に襲いに行くようになるほどノリノリになります。その心意気や良し。
ロープライスで尺も無いことですし、脳内彼女の女装シリーズみたいな葛藤に時間を割くわけには行きませんからね。

原画はメーカー違いますが女装ギャルビッチ学園などの十はやみさん。悪くない絵柄だと思います。
一部バランスがおかしいかなと思う部分も無くはないですが、まぁ許容範囲でしょう。
エッチシーンの男の顔がマネキンみたいで恐いのはなんとかして欲しいかな。これは女装ギャルビッチ学園とかでも一緒でした。あんな顔で描くなら、なんとか顔の入らないアングルを模索して欲しいです。

ヒロインはみんな可愛いですが文緒の声がちょっと棒すぎかなぁ。クールキャラなのでそういう演技プランなのかも知れないですが、失礼ながら上手いとは思えませんでした。
中身が短いのでヒロインそれぞれの個性を発揮するまえに終わっちゃうのが残念です。

エッチシーンは10枠。男の娘ものとしてあってほしいかなというシチュはそこそこある感じでしょうか。
センズリ鑑賞とかお風呂奉仕とか手コキ(主人公がする)とかトリプルフェラとか、価格の割に頑張ってます。
20160116 (2)20160116 (4)
20160116 (5)20160116 (3)
密着した男の娘二人のタマタマの間に挿入とかあまり見かけないものもあり、エロさは中々だと思います。
街なかで衆人環視での調教はイマイチ好みじゃなかったですけど。

システム面ではクリックでボイスカットが無いのが辛かったです。シーンが変わっても前のボイスが流れ続けるの嫌い。そういえば種付け教室と同じメーカーだったですね。そこの不満以外はまぁ最低限度は揃ってました。

さすがに全体のボリュームは無いです。すごく短いです。価格が価格ですのでそこはしゃーないと諦めてますが。
でももう少し値段を上げてもいいからボリュームアップしてくれたら嬉しいかな。

文中でも挙げましたけど、女装ギャルビッチ学園とかと似てます。システムやUIを除けば同じメーカーと言われても信じそう。一応ライターは別の人みたいですけど、こういう路線は割りと好きです。

男の娘ものが嫌いでなければ、まずまず楽しめる作品ではないでしょうか。

今日の収穫 20160113

 14, 2016 00:49
花と杯
C89で頒布された、シナリオライター桐月さんの桐文堂の新刊。
当然コミケには行けなかったのでメロンブックスの通販で購入しました。
内容は、桐月さんがライターを務めたあっぷりけの作品「花の野に咲くうたかたの」「黄昏のシンセミア」「コンチェルトノート」の短編小説。
はなののの二編、表題作「花と杯」と「SpringFesta」は本編の共通ルートにあるような、ちょっとした事件を桜花が推理するといった内容。キャラの掛け合いもそこそこあって共通の雰囲気が好きだった私にとってはご褒美。
体育祭の事件の真相はなかなかアレですな。誰かが気付かずに手を突っ込むオチでも面白かったかも。
学園の体育祭に外部の客はいないと知ってOrzってなってる桜花は是非挿絵で見たかった。
シンセミアのエピソード「浅き夢と」は風邪引いたさくやがふと思い出した幼少の頃の母親の思い出話。
コンチェの「なつしぐれ」は小夜璃さんとドリルお嬢麻里香という珍しい組み合わせの語らい。
どれもファンとしては面白く読めました。特にコンチェの話は久しぶりだし。またコンチェやり直そうかな。

ちなみにカバーイラストは原作ゲーム担当のオダワラハコネさんではなくてねこにゃんさんです。ねこにゃんさんの桜花もいいなぁ。

20160113.jpg

VAPEのこと

 12, 2016 01:41
今回は初めて取り上げる話題です。
私が最近始めてハマっている趣味、「VAPE(ベイプ)」について。
「VAPEってなんぞ?」という方も多いかと思いますが、より人口に膾炙した呼び方で言えば所謂「電子タバコ」です。
電子タバコといっても、5、6年前に一瞬流行りかけて消えた禁煙パイポの親玉みたいなやつではありません。
おおまかには本体(バッテリー)にアトマイザーと呼ばれるパーツで構成される電子機器です。
アトマイザー内にE-リキッドという味と香りの付いた液体を充填し、バッテリーからアトマイザー内部のコイルに電気を流して発熱させて、その熱でリキッドを蒸発させてその水蒸気を味わうというのがVAPEです。ベープでリキッドだからなんだか蚊取りを想起させますね。

仕組みは単純ですがこれが非常に奥深いのです。
リキッドの味の種類は数えきれないくらい発売されてそれこそ千差万別。その中から自分好みのフレーバーを見つける楽しみがあります。最近はこんなリキッドの口コミサイトも開設されてなかなか賑やかになってきました。→ベプログ
ここを見るだけでも如何に多種多様なリキッドが存在するかお分かりいただけるかと。
また、同じリキッドでも使うバッテリーの出力やアトマイザーの性能、コイルの抵抗値やセッティングで味が変わってくるので好みの環境を模索する楽しみもあります。
本体やアトマイザーにしても、各メーカー鎬を削っているので毎月のように新作の機体が発売され、その上メーカー関係なくほとんどの場合は互換性があるのでその組み合わせは無限大。
さらに上級者はコイルを自分で巻いて思いのままのセッティングもできるという、凝りだしたら際限がない底なし沼のような嗜好品なのです。
私はまだひよっこの初心者なのでコイル手巻き(RBA)なんて手を出せませんが、もっと知識をつけたらやってみたくはありますね。
今現在、喫煙の習慣は無いのですが大昔にはタバコをやっていた経験もありますので煙状の物を吸うことにはさほど抵抗も無かったのですんなりとこの趣味を始められました。

というわけでこちらが現在の私の戦力です。
20160110 (7)
手前のシルバーの棒状のものがKangerTech社製EVOD Megaという価格もお手頃で手軽な初心者向けの機種。その後ろにあるのがアトマイザーです。aspire社製Nautilus、SMOK社製MicroGDC、KangerTech社製AerotankV2。いずれも4,000円くらいと手を出しやすい価格。
分かる人はすぐ分かりますがド直球ミーハーなラインナップです。人気クリアロマイザーの代表格。
エロゲで例えるとゆずソフトとClochetteとSAGA PLANETSが並んでる感じかな。クロシェットとサガプラのゲームはやったことないけど。
ゆーても初心者ですので、評判の良いものから使うのは正解だと思います。Nautilusは正直、世間で高評価されているほどには良いと感じませんでしたけど…。
ちょっとやると分かりますが、一つのアトマイザーで運用し続けるのは結構しんどいです。連続で使うとコイルがすぐダメになるし、リキッド入れ替えでも味が混ざりがち。洗って乾かしてる間も使えないので洗い替えという意味でもアトマイザーは複数持ってたほうが良いです。EVOD Megaのデフォルトのアトマイザーも悪いものじゃないんですけど樹脂製タンクなのでメンソールのリキッドは使えませんし。というわけで始めてから2ヶ月と経ずにアトマイザー4個体制になりました。

続いてこれが今最もお気に入りの、VAPE FUEL BLACK LABELのAmandaというリキッド。
20160110 (8)
チョコナッツバーの味ということですが、「バー」要るか?という疑問は置いといて、これを初めて吸ったときはリアルに声出ましたね。
ホントに口の中にチョコとナッツの味が広がる摩訶不思議。固形物が何もないのにちゃんとチョコナッツが乱舞してるのに感動したものです。甘くて香ばしくてすごく美味しい。以来私のレギュラーリキッドになっています。
VAPEの煙(煙じゃないけど)を燻らせながらエロゲを進めるというのもまたオツなものですよ。

こんな感じで楽しんでいるのですが、私は今回初めてサブオームの機体を購入してみました。
サブオームというのは、アトマイザー内のコイルの抵抗値が1未満のもののことです。電力を求めるには
電力=電圧×電圧÷抵抗値
ですので抵抗が1に近ければ近いほど発する電力が大きくなり、電力が大きければ大きいほどミスト(水蒸気)の量も増えます。ミストの量というのはVAPEで重要なファクターの一つですので多くのベイパーはこぞってサブオームのコイルを巻くのです。
抵抗値が1未満のサブオームになるとどうなるかと言うと、例えば0.1Ωの抵抗値の場合、「0.1で割る」ということはすなわち「10をかける」と同義なわけで、膨大な電力を生み出すことになるわけです。
その分危険度もぐっと増しますので手巻きでこれをやるのは中級者以上でないと危険なのですが、今回私が購入したのが初心者にも安心なこちら。
20160110 (1)
VAPEONLY社製 AURA MINIです。ほぼ同名のオナホも有りますが全く関係ありません。
開封します。
20160110 (3)
20160110 (4)
本体、アトマイザー、取説、交換用のステンレス製ドリップチップ(口に咥える部分です)、替えパッキン、コイルが2つに充電用のUSBケーブルが入ってます。これでおおよそ4~5000円程度。(VAPEはそのほぼ全てが輸入品のためショップによってかなり価格にバラつきがあります)
以前とあるフォロワーさんと話した時にも話題になったのですが凄まじいですね、この圧倒的なリコーダー感
正直めっちゃダサいw
20160110 (5)
20160110 (6)
ステンのドリップチップと差し替えが利くということなので購入に踏み切りました。これが付いてなかったら多分買ってないです。
(しかし後でわかることですが、笛型ドリップチップの方が味が良いので結局替えてません)

この製品の画期的なところは、この小さなペンタイプボディでサブオーム対応ということ。
通常サブオーム対応機種というのはほとんどが箱型の機体ばかりでペンタイプというのはあまり無いのです。ちょっと前にJoyetech社が eGo ONEというほぼ同コンセプトの商品を出して話題を浚いましたがあれは性能は申し分無いもののアトマイザーからリキッドが漏れるという評判でした。また、ごく最近にはKangerTechがSUBVODというやはりペンタイプのサブオームスターターを出してきて、「あちゃ!」と思ったものでした。カンガー好きだし、あっちの方がカッコイイの。

それはさておき、AURA MINIの使用感ですが。
まず、リキッドの充填が楽ちん。多くのアトマイザーは下からリキッドを入れるタイプなので、バッテリーから外して蓋を取ってリキッドを入れる必要があるのですが、このAURA MINIのアトマイザーは上からリキッドを入れるトップフィル方式。バッテリーに繋いだまま蓋が外せるので便利。従来のように吸口の穴にリキッドが入らないように気を使う必要も無いので本当に楽です。
そして実際に吸ってみると、明らかに多いミスト(水蒸気)量。これがサブオーム領域というやつか!、と初心者ならではの感慨が。
20160110 (9)使用前
20160110 (10)使用後

低抵抗のわりにそこまで味も飛んでいないし、これは悪く無いですね。
欠点としては、小型ボディに大きな発熱量なのでアトマイザーがかなり熱を持つということ。
実はこの商品、1stロットのバッテリーに不具合があったということで一回リコールされているんですね。私が買って受け取った翌日にショップからメールで知らされました。代替のバッテリーが届いたのでこの記事を書いてます。前のバージョンはドリップチップを咥えていられないほど熱くなりました。代替バッテリーはこの辺りがかなりマシになってはいますがそれでもまだ熱いです。
あと、リキッドの燃費がかなり悪い。消費がマッハ。小型であるがゆえタンクの容量が小さいので、かなり頻繁にリキッドを補充する必要があります。
安いしちっちゃいし、初心者が気軽に爆煙体験するにはいい商品だと思います。持ち運びも便利。
さっき挙げたeGo ONEやSUBVODと被るといえば被るんですが、この3機種の中で価格は飛び抜けて安いので初期の出費を抑えたい場合はAURA MINIかな。交換用コイルも他の2種よりは安めです。
アトマイザーの構造も漏れにくくていいし、同じ形状で22ミリ径サイズのを発売して欲しい。

ところで気になるVAPEの安全性ですが、使用するリキッドも原材料は食品として通用するレベルのグリセリンですのでリアルタバコとは比較にならないくらい人体には無害です。ニコチン、タールも含まないし(ニコチンは後から添加できるしニコチン入のリキッドもありますが法律上国内では流通できません。個人輸入のみ)、ニオイも付かないし部屋も汚れないのが良いですね。火も使わないのでヘタに扱って爆発でもしないかぎりは火事の危険も少ないでしょう。

VAPEを紹介しているサイトでたまに、タバコよりもお金が掛からないと謳っているところもありますが、私の感触ではタバコよりもお金掛かると思います。本体もアトマイザーも数千円~数万円するし、電池交換式の場合はバッテリーと充電器も必要だし、リキッドやコイルは消耗品なので常に買い足さなければならないので、積み重ねれば結構な出費になります。

あと非常に苦労するのが普段の買い物ですね。まだまだ取扱店が少ないので田舎民は大変。当然ネット通販に頼るわけですがある程度名の知られたショップでも品切れ、欠品のオンパレード。前述のようにほとんどが輸入品なので仕方がないのですが、なかなか商品の補充がされないので消耗品を買うにも一苦労です。複数の信頼できるネットショップを確保しておく必要があります。
ショップによって品揃えも価格もバラつきがあるのでいくつも見て回らないといけません。見てるだけでも楽しいですけど。


そんなわけで今回はVAPEを紹介してみました。
興味を持たれた方か色々検索すると出てくるので調べてみてください。
私が最初に興味を持ったきっかけはYouTubeの動画です。nexmokeさん、JAPAN VAPE TVさんなど参考になります。
私が最初に目にしたのはJesterSerraさんですが。他にもVAPEを取り扱っているチャンネルは色々あります。

つべだけでなくネットにも色々情報がありますが、「電子タバコ」で検索かけるとよく目にするKamry社のX6(クロスシックス)という機種はやめといたほうがよいらしいです。
再度エロゲで例えるならPCゲーですらないDVD-PGのようなものですね。ちゃんと調べればX6を選ぶ理由はありません。使ってもいないのに批判するのはちょっとアレですが。
Kamry社については色々おもしろい話がネットに転がってるので調べてみてください。それらが事実だとすれば物売るっていうレベルじゃありませんから。
今始めるなら、すでに名前を挙げたaspire、SMOK、KangerTechと、INNOKINあたりから選ぶのが無難ではないでしょうか。

【VAPEは20歳以上を対象とした嗜好品ですので、未成年の方は購入、使用をしないでください】

WHAT'S NEW?