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今日の収穫 20151031

 01, 2015 00:24
くーねるまるた 8巻
マルタさん盛岡旅行編。
忘却のサチコの感想でもちょっと触れたように、観光グルメには興味が無いのでこの作品もそっち方面に向かったらどうしようかと危惧しましたが全くの杞憂でした。よかった。
彼女は基本的に貧乏なのでそんな贅沢できないですし、当然といえば当然でしたね。
マルタさんのコミュ力あればどんな所に旅しても楽しそうだなぁ。
1巻まるごと盛岡編かと思ったら半分くらいで残りはいつものくーねるまるたでした。
マルタさんがまさかあんな秘密結社に所属していたとは…。そして意外に身近だった初代会長にびっくり。

虚構推理 1巻
スパイラル~推理の絆~、ヴァンパイア十字界、絶園のテンペストなどでおなじみ城平京原作によるコミック。
これまでとは異なり、マンガ原作用の作品ではなく、2011年に刊行された「虚構推理 鋼人七瀬」(調べたら本格ミステリ大賞受賞してた!)というミステリのコミカライズであるということ。
私はエロゲにたくさんお金を使うようになる以前、学生時代まではそれなりのミステリ読者で所謂新本格を中心に読み漁っており、城平京氏の名前は知っていました。鮎川賞最終候補に残った「名探偵に薔薇を」も既読でした。スパイラルを読み始めたのも原作・城平京のクレジットが見えたからです。
独自の設定の使い方が非常に上手く、前述の「名探偵に薔薇を」でもミステリでは禁じ手とされていた架空の毒薬をメインに持ってきたり、スパイラルのブレードチルドレン、ヴァンパイア十字界の宇宙人、テンペストの魔法使いなど何でもありで非常に読ませる作家だと思います。
今作の原作「虚構推理 鋼人七瀬」は残念ながら私が活字から離れた後の発表作品なので未読です。したがって内容を全く知らずにこのコミックを読んだ訳ですが、これまでの氏の作品に負けず劣らず奔放な設定でとても面白く読めました。ラノベっぽいとは思いましたが適当に硬派で適当に軟派なバランス感覚が良いと思います。
今のところ人外、超自然が幅を利かせており、推理の要素があまり見当たりませんがこれはヴァンパイア十字界やテンペストの序盤でも同じでしたので、今後の展開が楽しみです。
現状貧乏くじ係になりそうなサキさん結構好きです。
そう言えば、城平作品には必ず素敵なおねーさんが登場するのも特徴の一つですね。果たしてサキさんはスパイラルのまどかさんやヴァンパイア十字界のブリジットらと肩を並べられるでしょうか。

20151031.jpg

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