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今日の収穫

 15, 2014 01:10
セントールの悩み 9巻
昨今市民権を得つつある人外娘ものです。
私達の世界とは全く異なる進化の道筋をたどった世界での人外の生活の物語。
一般的な人間は存在せず、全ての人類がいわゆる人外です。人馬、翼人、角人、人魚、竜人など人種の代わりに形態がある感じ。
だのにファンタジー要素はほぼなく、極めて現代社会的な舞台での日々が描かれています。
大筋としては、タイトルどおり人馬の主人公姫乃が悩んだり、青春したりするだけ。

世界観が秀逸。肌の色での差別は存在しないものの各形態での差別は根深く有り、ただ国際社会的に差別はアクであると表向きの共通認識があるようで、差別的行動や発言は当局により厳しく取り締まられています。違反者は矯正施設送りになるらしい。このあたりはある意味ディストピア物っぽい側面もありますね。

まぁそんな面倒なことはどーでもいいという向きには、単に萌えコミックとして楽しめばよろしいかと。
なんといっても私のオススメは主人公の従姉妹の紫乃ちゃん。激烈可愛い。姫乃にはすごく甘えん坊なのに保育園では頼れるお姉さんしているおしゃまな女の子。その上ケンタウロス。
委員長の妹たちも萌え力高いです。基本的に幼女キャラはみんな可愛く描けてると思います。

今巻でもっとも興味深かったのは尻尾を出すスカートやズボンの仕組みの話ですかね。そういう特殊な衣装の仕組みに言及している作品てそんなに多くは無いと思うので。委員長の幼少時も可愛かったです。

ワキ毛の話題から進化論に到達する回も面白いです。基本こんな感じで家族であったり対人関係であったり恋愛であったり、性的なことだったりと思春期特有のテーマで話が進んでいくのです。第1巻第一話からいきなり女性器観察回というハネっぷりでした。

話は飛びますが、競馬のセントウルステークスのセントウルってケンタウロスの意味だったのかとこれで気づきました。

セントールの悩み 9 (リュウコミックス)セントールの悩み 9 (リュウコミックス)
(2014/12/13)
村山 慶

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