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今日の収穫 20170619

 18, 2017 01:26
Q.E.D.iff 証明終了 7巻
なんかロキとエバ久しぶりに見た気がする。
と思ったらロキは何巻か前に出てたですね。エバはiffになってからは初っぽい。エバ好きです。初登場時の妖艶さは毛ほども無くなってるけど。
たまにある天才子供系の話はなんか微妙に哀愁があるというか味がありますね。
もう一本も、とある人物の過去を探る系の話も加藤作品には割りとよく見られる定番。このオチは結構好きです。
両者の話だけでここまで推察できるトーマ君は改めてバケモノですな。
地味な話ほどしっかりと作ってくる加藤先生は相変わらず上手いです。


C.M.B. 森羅博物館の事件目録 34巻
この巻で一番好きなのはマウの回。マウメインの話は結構面白い事が多いですね。本人がトラブルメーカーなとこもあるけど。
三方から上手いこと利益をせしめる狡猾さはやはりマウっぽい。
バックパッカーの話や遭難の話はともかく、最後のビルでの殺人の話はあまりCMBっぽくないですね。博物学的な要素もほぼ無いし。
QEDとCMBの棲み分けが曖昧な話、たまにありますね。この話はこっちでしょ。とかあるいはその逆とか。
良い悪いじゃなくてなんか座りの悪さを感じます。
トーマ君も森羅もなんでも知ってるのでどっちでも通用するんですけども、やはり単純にトリック系はQED、自然科学系はCMBかなーと勝手に思います。
ていうか何度も言いますがこんなの2本並行で連載できる加藤元浩という人はバケモノですぞ。


虚構推理 6巻
鋼人七瀬まとめサイト掲示板を舞台とした主導権の握り合いもいよいよ大詰めです。
琴子が用意した4つの説が開陳されるに連れオーディエンスの意見が割れ、鋼人七瀬の力を削いでゆきます。
そして最後の一撃として放ったのがまとめサイトの管理人=七瀬かりんであるという説。
見ている者にとって魅力的な大嘘で真実を覆い隠すという大胆な手口に感服です。
都市伝説を自ら暴くのではなく、聴衆に謎に合理的説明を付ける面白さを伝えることで鋼人七瀬がどうやって生み出されたのかを考えさせるという解決。
皆が謎解きを始めれば当然「鋼人七瀬は亡霊ではない」という前提が出来上がりますのですなわち鋼人七瀬も存在ができなくなるという決着。
なかなかうまく考えられた結末で面白かったです。できれば原作で読みたかったかも。私が活字から離れてからの作品なので手に取ったことはなかったですが、学生時代に触れられれば大層面白がれたことでしょう。

鋼人七瀬編はこれで終わりますがコミックはまだ続くみたいです。
原作者が新規に話を描き下ろしするようなので期待して続刊を待ちましょう。

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