2ntブログ

スポンサーサイト

 --, -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ゆびきり婚約ロリイタ 感想

 26, 2016 16:48

これはイカンでぇ…。いい意味で。
相思相愛ロリータもアカンかったが、こちらも中々のものです。
本編の3年前から描写することで更にちっちゃい鈴佳ちゃんを描き、そして遠縁ということで薄いながらも近親要素もプラスされてヤバい度が増しております。
20160125 (1)

主人公のけーと君は「相思相愛」のおかくん同様寂しい大人ではあるものの若干欲望に弱いというか煽り耐性が低いというか、すぐに陥落します。常識的な面もあるんですが、こと鈴佳ちゃんとの関わりとなると歯止めが効きづらい人みたい。
鈴佳ちゃんも鈴佳ちゃんで完全に「そういうつもり」で主人公のところに来てるので、「相思相愛」のまこちゃんよりも小悪魔度は上かな。そもそもまこちゃんは小悪魔つーか聖母だし。
ちゃんとした知識がないのに「そういうつもり」であるということの破壊力は凄まじいものがあるなぁと認識させられました。鈴佳ちゃんの背伸びしたオンナ感に完全にやられちゃうけーと君と私。うわ、すずかつよい
20160125 (4)20160125 (3)
未成熟と成熟の狭間を上手く行き来する鈴佳ちゃんのキャラ描写のバランスには本当にやられました。
この子と依存しあいたいとマジ思える、そんなロリ。傷ついた2人が出会って同居して、お互い借りを作って返してを繰り返す、「ごめん」「すき」の間柄の機微が見事に描かれています。普段のテキストの言い回しのうまさは相思相愛から感じていましたが全体の構成はこっちの方が好みかな。

えっちも非常になんというかあれよね。
ロリを本気で孕ませる気概に満ちたセックス。種付け、交尾。絵もテキストもくっそエロい。
ロリっ子に孕ませて欲しいと望まれちゃ、そら仕方がないなぁとなりますわ。
20160125 (5)20160125 (6)
セックス以外にもお風呂で素股、コタツでフェラなどなかなかマニア心をくすぐる行為もあり、短い尺で回数が限られている中頑張っています。
中でもエピローグのボテ腹赤ちゃんプレイはなにやら妖しい魅力に溢れていましたね。幼いようでいて、でもどこか大人びていて、け-と君を上手にあやしてコントロールする、そんな鈴佳ちゃんの魅力の集大成。

すでにちょっと触れましたがシナリオのporori氏のテキストが非常に秀逸です。
言葉選び、感情の機微、人物の行動、描写全てがなんというかスっと入ってくるんですね。そしてそれなら仕方がないと思わせてくれる説得力がある。ベクトルは違いますが「ゆでだから」みたいな説得力です。
だからこそこんな可愛いロリが押しかけ女房よろしくやってくるお話が成立するんだと思います。
エロゲなので絵空事でいいんですけど、あまり空虚過ぎては物語に没入できないし重くなりすぎても今度はエロゲとしての役割を果たせない。
氏の文章はそこら辺りのバランスが絶妙で、上手いんですよね。上手いけど極端に技巧的というわけでもなくリーダビリティも兼ね備えています。「相思相愛」と今作しかプレイせず「彼女、甘い彼女」は買ってDLしただけでプレイするのを忘れてた私が言うのも非常におこがましいですが。

絵柄も素晴らしいのですが、今作においてはなんといっても鈴佳ちゃんの中の人、蝉サブレさんの力量に感服いたしました。
幼さの中に垣間見える妖しい魅力。「いろじかけ」な部分を上手く言葉の端々で表現されていて、見事でした。
正直聴いたことのない役者さんなのですが、一撃で轟沈、ファンになりました。(と思って調べたら「女装少年、家出中」に出てますやん! 私あれ大好きなのに気づかなかったなぁと恥を晒す。あれの少年役も上手いと思いました。ということはやはりしっかりとした力を持った方なのですね。)
是非フルプライス作品にも出演して欲しいなぁ。

システム的な部分で言うと、絵に文章をかぶせるビジュアルノベルのスタイルはあまり好きじゃないのですが、作品の雰囲気にはマッチしていると思います。メッセージウインドウに収まるだけの文ではporori氏の掛け合いの上手さが見えづらいですし、やはりこれで正解なんでしょうね。

ロリ好きもそうじゃない人も、是非プレイして頂きたい。
そしてみんなでだめなおとなになろう。

COMMENT - 0

WHAT'S NEW?