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VAPEのこと ~はじめてのRDA~

 15, 2016 00:24
2015年11月半ばにVAPEを始めて3ヶ月余、このペースが早いか遅いかはちょっとわかりませんが、とうとうRDAを買ってしまいました。
RDAとはRebuildable Drip(ing) Atomizerの略で、コイル手巻きを前提とし、クリアロマイザーのようなタンクが無いアトマイザーです。ドリッパーと呼ばれることも多いですね。
コイルを巻かなければならないので中級者以上向けのアイテムです。
私自身が中級のレベルにあるとは決して思いませんが、興味が高じてこの度ドリッパーデビューさせていただきました。

ドリッパーのメリットは水蒸気量が増えること、コイルと口との距離が近い上にコイルもむき出しなのでリキッド本来の味をダイレクトに味わえること、コイルを巻くことによって消耗品の費用が低く抑えられること、コイルやコットンのセッティングなど試行錯誤の楽しみが増えることなどでしょうか。
逆にデメリットはコイル巻くのがめんどくさいこと、コットン詰めるのがめんどくさいこと、電気工作ですので危険性が上がること、タンクが無いため頻繁にリキッドを補充してやる必要があること、など。最後のに関してはタンク内でリキッドが変質することが無いので取りようによってはメリットとも言えます。

さて、私が初ドリッパーとして選択した機種がこちら。
s-20160306105452.jpg
s-20160306105742.jpg
オサレ骸骨のキャラでお馴染み、Wotofo社のFreakshow Miniです。
お手頃価格で初心者にも優しいという評判を信じて買いました。この煙吐いてるMrスケルトン、一部では不評ですけど私は好きです。
スタイリッシュな缶入りで本体の他には予備のネジとパッキン、六角レンチが入っています。シンプル。
ドリップチップ(吸い口)は付属していないので別途用意する必要があります。
ちなみに写真でアトマイザースタンドにしているのはホムセンで30円程度のナット。どーでもいい部分では色々工夫して節約してます。

開封後にまず行ったのは洗浄。中華クオリティですので切削油などが残っていることが多いとのことで、この手のアトマはまず洗浄がセオリーなのだそうです。
中性洗剤と歯ブラシでゴシゴシジャバーしたあと十分乾燥させました。

というわけで初のRDAでのコイルビルドになります。
目標の抵抗値はシングルコイルで0.8Ω。低すぎず、高すぎないところを狙います。
前回紹介したiSubのRBAユニットのコイルジグを流用して巻き巻き。
巻き終わったらトーチで焼いて隙間を無くし、オームメーターにセットしたベースに組み付けていきます。
この辺写真撮ってる余裕は無かったので写真ありません。
位置を決め、ネジで固定して余分なワイヤーをカット。しかるのちオームメーターで抵抗値を計測します。
なにげにオームメーターも初仕事です。
s-20160307011550.jpg
この写真だとちょっと見づらいですが0.92Ωを示しています。この頃は目標の抵抗値より0.1Ω高くなる病に罹患していたのでこんなもんでしょう。あまり低くなりすぎるよりは良いと思います。抵抗高い方が味は出ますしね。
MODに接続して電源を入れ、ホットスポット(熱の入りムラ)を除去して初ビルド完成。
それからコットンを通して出来上がりでございます。

ではリキッドを垂らしていきたいと思います。
使用するのは初RDAのお供にと買い求めたKoi-Koiの雨流れ。バニラ&ドラゴンフルーツの濃厚な味わいが人気のリキッドです。パッケージも可愛い。
s-20160307012015.jpg
コイル周りのコットンにたっぷり塗布。逆側のジュースウェルにもコットンがひたひたになる程度リキッドを入れます。
リキッドをドリップしましたので、RDAといえば誰もが思い浮かべるアレをやってみたいと思います。
そう、シュージュワーモクモクーってやつ。

はい、というわけでポチっとな!

s-20160307012120.jpg
ジュワーモクー
いや、これ楽しい。無意味に何度もジュワーってやってしまいました。
無駄にリキッドを消費するのも勿体無いのでこのくらいにして、トップキャップをハメて味を見てみませう。

(吸い込み、吐く)…ナニコレ超甘いんですけど!
くっそ濃厚で大量の水蒸気が口の中に流れ込んできます。
味が、濃いのなんの。もう砂糖直舐めかっていうほどの甘みが口いっぱいに広がります。甘さだけだと気持ち悪くなりそうですが、果物っぽい酸味も感じられますね。これがドラゴンフルーツなのかしら。これのおかげか後味はかなりサッパリとしています。
実際のドラゴンフルーツなんて食べたこと無いのでどの程度味の再現ができているのかはわかりませんが、これはかなり美味しいリキッドです。
冒頭述べたように、ドリッパーはリキッドを溜めておくタンクが無いので数回吸うとすぐにコットンが乾いて喉がイガイガします。リキッドの補充はこまめにやる必要がありますが、そのデメリットを補って余りある美味しさ。
コイルを巻くのも楽しいしコットンの詰め方も色々工夫ができそうでこれは、まさに沼。ヤバい。
でも、既成品のコイルを買い続けるよりもワイヤー買って自分で巻くほうがランニングコストはかなり安いのでトータルの費用も抑えられそうなのはいいですね。

雨流れのあと、コットンを交換してすでに持っていたリキッドをいくつか試しましたが、全部が全部RDAで美味しいわけじゃないのもなかなか難しいところだと思いました。
例えば大好きなナッツ系リキッドのTrinityなんかは従来のクリアロマイザーで使った方が美味しく感じました。対してチョコキャラメルフラペチーノ味のAnbrossはドリッパーの方がかなり美味しい。
これは相性ですね。RDAだとやはり水蒸気の温度も上がりますので。
クリアロのが美味しいリキッドもあることが分かったのでドリッパーに完全移行とはなりませんが、今後はドリッパーをメインアームとしてVAPEライフを楽しんでいきたいと思います。

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