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グリザイアの果実 第9話 感想

 02, 2014 02:58
「セカイ樹の種Ⅱ」

いろんな思惑が絡んだ話なのでちょーっとわかりづらい回でしたね。上手く纏めてあるとは思いますけど、何度か見直さないと??な部分があるかも。

マキナの回想。誘拐され拘束されたマキナの目の前で父親が撃たれる。そして誘拐犯から事件の黒幕は母親であると告げられる。
小汚い安ホテルで悪夢から目覚めるマキナ。雄二と同じお布団で寝てます。
同衾

うーむ。この辺は普通に時系列順で良かった気がするなー。
前回の引き、オフィスでの雄二とJBのやりとりから始まって、「9029号、通常状態にて準待機に入ります!」でOPのほうがかっこよくね?
ともかく、危険が迫るマキナを保護しつつの逃亡中の雄二。追っ手をあっさり返り討ちにしたりと早くも無双状態。

続いて、寮のメンバーとの別れのシーン、ここはもうちょいと削って他に尺をまわすべきでした。大筋に絡む場面じゃないですし、描かなくてもマキナか雄二に口頭で語らせるだけでも良かったと思います。
みちるから金を借りるくだりとか、原作であったように弁当買って終わったという話がなければ面白さ半減。ここはスッパリカットすべきです。

学園を出て、商店街でJBと接触。なぜマキナが狙われなければならないか、事情説明を受ける雄二。
相続をめぐるお家騒動はもちろんのこと、マキナは超記憶力で入巣家の汚職の資料を丸暗記しているため口封じされようとしているとのこと。
「だったら俺はアイツを護るだけだ」
「本当に殺されるわよ」
「覚悟のうえだ。遠慮無く殺しに来い。俺も遠慮なく殺す。」

目
やっぱり雄二さんはかっけーなぁオイ。

またマキナの回想。拉致された先で監禁状態。眼前には父親の死体。
腐乱
ひたすら父親に話しかけ続けるマキナ。死体にはハエがたかり、徐々に腐敗していく。(原作では、一週間このまま父親の腐乱死体と一緒に過ごしたことになっています。そりゃ、壊れるわ) EDアニメで冷蔵庫の中のマキナの傍らにあるパイがどんどん変色していくのはこの場面の暗示ですね。最初見て気づいた時は本当に感心しました。
そして、マキナが言葉を失う前の最後の言葉。
「…パパの嘘つき…」
こうなると、原作でマキナが雄二に言った「私のために死のうなんて思わないでね。迷惑だから」をカットしたのが悔やまれますね。過去と合わせて聞くと重いセリフです。

潜伏場所を包囲、突入してきた部隊相手にトラップで翻弄し車両を奪って逃走する二人。ですがリンゴの鉢を置き忘れたことに気づいて動揺するマキナ。
そのリンゴはJBの元へ証拠品として届けられます。一通の封筒とともに。
封筒の差出人は「地下の教授」
市ヶ谷の地下に収監されているという超天才犯罪者、だそうです。キアラは都市伝説だと思っていたようですが。
「鉢植えは元の場所に戻すように。それと、下らない仕事を私に回さないで頂戴」これが教授の指示。
JB曰く、教授の指示は概ね正しいそうですが、話を知らないと意味不明な指示ですよね。でもまぁ全知全能タナトスさんですから。
tnts.jpg
というか、ここでこれを見せちゃうんですね。いいのかなぁ。2期あるのかなぁ。あって欲しいなぁ。

案の定、雄二が目を離した隙にマキナは鉢を取りに戻ってしまいます。
その場で追っ手に遭遇するマキナ。一人は雄二直伝風見流スーパー護身術からの裸絞めで倒すものの、腹部に銃弾を受けてしまいます。痛ーい!
裸絞
被弾

そこへ颯爽と現れる雄二。「大丈夫だ。人間は意外にしぶとい。その程度じゃ死なない」
そう宣うとあっという間に二人の追っ手を制圧してマキナを救い出します。しかし出血が酷い。すぐに病院に担ぎ込む必要があります。
マキナを背負って脱出しようとする雄二の前に立ちふさがるはもっさり金髪ことJB。
JB.jpg
JBの説得に応じ、マキナの命を最優先に考えて雄二は投降、マキナは病院へ収容されます。

毒親
病室ではマキナの母親入巣清夏が毒づいてます。娘のことを心配している様子は微塵もない見事な胸糞っぷり。あまつさえ、事故で瀕死の入巣沙里菜のためにマキナの臓器を取り出そうと企む始末。これにはさすがのJBも呆れるばかり。
マキナを傷つけられて雄二パパは絶賛激おこ中。マキナ母のいるアイリスグローバル本社に単身乗り込む雄二。ここで挿入歌キタ━(゚∀゚)━! 原作マキナエンド、佐藤ひろ美さんの「迷いの森」です。
宅配
運送業者に扮した雄二の声に笑いました。声優すげぇ。
そして社長室にたどり着くと外道母入巣清夏に怒りの鉛玉をお見舞い、無言で去る雄二。超カッコイイ!そして超スッキリ!キヨカざまぁ!
ざまぁ
9029.jpg
でもアニメでは清夏の悪行は大分カットされちゃってるんですよね。原作ではもっと極悪なので興味のある方は是非そちらも御覧ください。

ニュース
入巣清夏殺害と襲撃犯死亡を伝えるニュースを眺めつつ、JBとキアラが事後処理についての会話。汚職に絡む証拠を市ヶ谷が握り、優位な立場で相互安全保障の維持となったとのこと。
そしてマキナが退院し、それを迎える雄二。二人は美浜学園へと戻ることになります。
「入巣蒔菜、恥ずかしながら帰って参りました!」

…あれ、今回由美子喋ってなくない?

というわけでマキナ回終了ですが、いろんなところで評判を眺めると雄二がマキナの母親を殺したと思ってる人が結構いるみたいです。
確かにすごーく分かりづらいです。劇中のニュースでは「―入巣清夏さんを殺害した―」と言ってますし初見では私もちょっと混乱しました。え、原作でいうBADルートなの!?と。
でも見返すとそれに続いて「殺害した国籍不明の男が自殺」云々であーこれはJBが欺瞞情報流してんなと分かる仕掛けになってます。実際雄二は生きててすぐに姿を見せてますしね。
JBの「チェシャ猫と飼い主に紐を付けてある」という台詞で、沙里菜と母親は生きて組織の監視下にあると明示されます。ようは「お前ら死んだことにしてもう表に出てくんなよ。妙な真似したら汚職の証拠公開すんぞゴラ」という状態ですね。
このあたりはアニメオリジナルなんですが、ぼんやり眺めてるだけだとやっぱ誤解もされるなーと思いました。
ですので先に述べたようにお別れするシーンはカットしてでもわかりやすい構成にしたほうが良かったのではないか、と愚考する次第です。
でもよくまとまっていて、オモシロかったと思いますよ。

さて、ついに次回は「エンジェリック・ハゥルⅠ」
待望の天音回が来るわけです。今から楽しみ。なんでもハゥルはⅢまであるらしいので、問題のも大丈夫だと思われます。期待して待ちましょう。

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Tag:グリザイアの果実

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