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VAPE始めて一年経ちましたの話

 30, 2016 19:38
趣味として電子タバコ・VAPEを始めて、この11月でまる一年が経ちました。
飽きる気配もなく、オタク予算を削って順調にずぶずぶと沼にハマっていっています。

始めた当初はスターターキットレベルの初心者セットで満足できると思っていたのですがさに非ず、その楽しさ奥深さにすっかり魅了されてます。
今回は一年経過した私のVAPE事情についてちょっと紹介してみたいと思います。
当ブログを普段御覧頂いてる方は対して興味が無いかと思いますのでほんの軽く上っ面だけの紹介にとどめます。
その代わりといってはナンですが、使用写真の背景は朽木冬子さんです。

簡単にVAPEについて改めて説明しますと、電気の熱でリキッド(ジュース)と呼ばれる液体を蒸発させ、その水蒸気を吸い込んで味や香りを楽しむ嗜好品、です。基本的に煙を吐く姿形以外にはタバコの要素は全く無いと言ってもいいと思います。
国内ではニコチン入りのリキッドの流通・譲渡は法律で禁止されています。発生させているものもただの水蒸気なので、リアル煙草に比べれば危険性はほぼほぼ無いと言っても良いでしょう。
もちろん歴史の浅いカルチャーですのではっきり無害と確定しているわけでもなく、有害であると訴える医療関係者もいたりします。私個人も、食物以外を体に何か入れるんだから当然完全無害とは思っていません。ジャンクフードを継続的に食する程度の危険性はある、と考えています。
まぁそのあたりを念頭においた上で、さらに公共の場所で吸わないとかそういったマナーも重視される趣味ですね。
愛好者にちょっとオラついた風貌の方が多かったりアメリカンでストリートな感じでとっつきにくかったりショップもアングラっぽくて入りにくかったりと色々間口の狭いホビーではあると思います。

VAPEの魅力は、
・多彩な味のフレーバーリキッド
・MOD本体やアトマイザーなどオトコノコ心くすぐるガジェット
・リビルダブルアトマイザーの電気工作的楽しさ
・多くの機材の規格が共通なのでカスタマイズやコーディネートが自在
・モクモク大量の煙を出すクラウドチェイス
・吐き出す煙で技を披露するスモークトリック
・自作自作アンド自作
・モッダー(職人)手作り希少品収集のコレクション性
などが挙げられるでしょうか。幾つかの合わせ技でハマっている人も多いでしょうし様々な楽しみ方ができる面白い趣味だと思います。
私は基本的には味メインですね。ガジェット集めも楽しいですし、思いきりモクモク煙出してみるのも面白いです。


では、今現在私が主力で愛用している機材がこちらになります。
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一年の間に随分と増えたものですが、この写真以外にもいくつか普段使いしていないものもあります。
幸い、私は上級者の方々が欲しがるようなハイエンドモデルや職人さんが作るような貴重な一点ものには全く興味が湧かないので、そういう意味では比較的機材購入費用は抑えられていると思います。
スタビライズウッドの本体にありがちなマダラ模様はキレイだとは思いますが欲しいとは思わないんですよね。一点で何万とか何十万とか出せませんし。
性能的にも、優秀なチップを積んだ高価なものでなくとも、チャイナプロダクトの大量生産品で十分満足できる性能はあります。
中にはファームウェアアップデートに対応していて、エロゲにパッチを当てるが如く随時性能が上がっていく機種もあります。タバコという呼び名からは想像しづらいですが意外とハイテクなのです。
写真内のものも、値引き前はともかく実際の購入価格で1万円に届くものは一切ありません。

続いてレギュラーのリキッドがこちら。
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さっぱりフルーツ系よりも濃厚であまーいスイーツ系を好んで愛用しています。
リキッドは本当に種類が多種多様で、自分好みのものに出会うのは大変。
その上、同じリキッドでも機材の性能や個人のビルドの技術、出力設定、はたまたしばらく寝かせること(スティープ)などによって風味が変わるものも多いので正解が無いのが困りものです。
リキッド口コミサイト、ベプログを見てもその数の多さが分かります。このサイトに登録されていないものも多く、実際にはこの倍近くは種類があるんじゃないでしょうか。
私は手を出してはいませんが、フレーバーを調合してリキッドを自作する人たちもいるくらい、こちらもはまり込んだら奥の深い世界です。
なお使用済みリキッドの墓場
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金額については計算しないようにしています…。


次はコイルビルド環境。
通電させて発熱させるコイル(電熱線)部分を自作カスタマイズして色々工夫するのもVAPEの魅力の一つですが、用具を揃えたりと始めるまでの敷居がちょっと高い面もありますね。
一旦始めてしまえば簡単だし器具も長く使えるので極端な話一生楽しむことができます。
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普段、ビルド道具はこんな感じで100均のツールケースに入れてます。小.学生の頃ミニ四駆やってたときのことを思い出します。
グッズの中でも特に必要なのがこちら。
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左上の黒いのは作ったコイルの抵抗値を測るΩメーター。アトマイザーに組み付けたりするのにも使うビルドデッキ兼用でそのまま通電させることもできる便利グッズです。
あとは精密ドライバー、精密六角レンチ、ハサミ、ニッパー、ラジオペンチ、ピンセット。
100均の安物でも十分ですが、ニッパーだけはある程度よく切れて先の細いのが良いのでホームセンターなどで2,000円前後のものを用意するのが良いと思います。
ピンセットは先端がセラミックのものと、普通のものを2種類使い分けています。

それからコイルを作るワイヤーとコットン
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ワイヤーはVAPE専門店で専用に売られているものですが、一般にホームセンターなどで買えるものでも使用可能です。ただ食品グレードではない場合も多いので専門ショップで専用品を買うのが安心でしょうね。
ワイヤーは太さや材質で色々と変わってくるので状況によって使い分けます。
コットンも普通の化粧用コットンなどでもいいのですが、専用品はリキッド供給が良かったり保持力が良かったり雑味が少なかったり耐熱性があったりと利点があります。それなりに値段も張りますが。
ちなみに左のはケンドーコットンといいますが(マレーシア製)、VAPE用品は何故か日本を意識したネーミングのものが多いです。ノブナガとかシュリケンとか。あと厨二な名前も多いです。神話系とか。なんでやろ

お手入れ用品として超音波洗浄機も買っちゃいました。
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アトマイザーにこびりついたリキッド汚れなど落とすのに重宝します。
あると無いとじゃ大違いというヤツです。
この東芝の製品は数ある超音波洗浄機の中でも、洗浄槽が分離する数少ない機種なのでその点でも便利。


んで、最後にバッテリー。
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VAPEにはリチウムイオンバッテリーを使用します。(IMRやINRというもの)
サイズも何種類かありますが、写真の18650サイズが最も一般的でしょう。
隣の金色のやつは普通の単3乾電池です。比較してその大きさがおわかりになると思います。
大きさだけでなく、性能もすごかったりするのですよ。写真のSONY VTC5で容量が3000mAh。ちょっとしたモバイルバッテリーほどの電池容量があります。出力も30Aありますので、すごく極端な話をすればほんの一瞬であれば家庭の電力をまかなえてしまうレベル。
そんなハイパワーなバッテリーを使うので当然事故には十分注意が必要です。たまに海外のニュースとかでポケットの中のバッテリーがショートして発火なんてのも流れてきますが、ああいう雑な扱いはNG。ポッケに入れる際には裸で入れない。小銭や鍵と一緒に入れるなんて以ての外です。ちゃんとしたバッテリーケースに入れての持ち運びが望ましいですね。
もちろん充電器も専用品です。
リチウムイオンバッテリーは偽物や粗悪品も多く出回っていますので(コピー品が多いのはVAPE用品全般に言えることですが)、信用のおけるショップで購入したいですね。


とまぁ、こんな感じが今現在の私のVAPE運用環境です。
通販が多いですが、月に何度かショップに足を運んで数時間居座ってダラダラしたり情報交換したり、安全健全で楽しいVAPEライフを送っております。幸い新潟県は地方都市の割りにはVAPEショップがある方なので助かってます。
VAPE始めてから、お酒も間食も激減。基本毎日飲んでたお酒は休みの前日だけになったし、家ではお菓子をほぼ食べなくなりました。そういう面では健康にも良いのかしら?
SNSでもたくさんのベイパーさんと絡ませて頂いてます。いかつい外見と違ってみんないい人ですよ。わからないことは親切に教えてくれます。
今後も、飽きるまでこのおもしろ楽しい趣味を満喫したいです。

改めて、購入総額については考えないことにします…。

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