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前回基礎理論を確認したしぃ~サーバー(仮)ですが、様々な問題点もあり、安定して使用するのにちょっと苦労する部分もありましたので、今回はより利便性を向上すべく改良を加えてみたいと思いました。

あ、今回も変態行為の描写がございますので、ご覧なりたくない方はブラウザの戻るボタンをポチっとお願い致します。






























テーマは大きく分けて2点。
①水流の制御
なるべく自由に飲料水の流れを操作したい!
②フレームの作成
試作品とはいえ前回の形はあまりにショボい!

まず①についてですが、前回作成した試作機は紙パックの飲料を使用していたため、パックのごきげんによっては液体がほぼ垂れ流しであったり出て欲しい時に出なかったりということが有りました。
パックをペコペコ押せば液体を出すことも出来ますがこれではちょっと不便。
理想は蛇口のような任意にON/OFFできる機構なのですが…。

改良の第一段階として紙パック飲料の使用をやめます。携帯性に優れていますが加工するとなると耐久性などで問題が有りますので。代替品としてはやはり、ペットボトルが妥当でしょう。というわけでペットボトル使用を前提として改造案を練ります。
考えられるのはキャップの代わりに取り付ける蛇口のようなものが無いかということ。これは調べてみると「手洗い君」という理想に近い商品があることが判明。しかしアマゾンのレビューを読んでみると水漏れがかなり酷いという意見多数。これが本当ならば全くお話になりません。それにこの商品の口サイズではストローに接続するのがかなり大変そうに思います。
早くも暗礁に乗り上げた感がありますが、色々とネットを漁ってみると一方コックという部材を使ってペットボトルキャップを改造する方法があることが分かりました。
一方コックはアクアリウムなどでエアの制御に使用する部品ですが、なるほどこれをキャップに取り付ければ理想に近いものが作れそう。早速近所のホームセンターで購入し、ペットボトルのキャップに取り付けます。
キャップに穴を開け、一方コックのネジ部分を奥までねじ込んでいきます。ペットボトルのキャップは柔らかい素材ですので、目打ちなどで比較的容易に穴を開けられます。そこにパッキンを嵌め、さらにナットで固定します。なかなかいい感じにできました。
20150610 (18)20150610 (19)
20150610 (22)20150610 (21)

早速出来上がったキャップで水の流れを試験しました。
コックをひねれば水が出る。これは上手く行きそうです。…が、ちょっとすると水の流れが止まってしまいました。
ボトルが密閉されていて、空気を取り込めないので水に圧が掛からないためでしょう。しばし考えた末、ボトル自体の底部分に穴を開けることにしました。本来は市販のボトルをそのまま使えれば良かったんですが液体が出ないのでは仕方がないですので。
ボトル底をくり抜くように穴を開け、そして再度水を入れてコックをひねる。するとどうでしょう、さっきよりも水流に勢いがありますし時間がたっても水が止まるということがありません。容易におよそ500ミリリットルの水を放出することができました。
これならば課題であった水流の制御はできたと申し上げてもよろしいでしょう。
あと、パッキンとナットを付けなくても水漏れはしなかったので取り付けなくても多分大丈夫です。

一方コックはアクアリウムで使用する部材で、ということはぴったりハマるチューブも存在するということ。そしてそのサイズが外径6ミリ内径4ミリでした。4ミリといえば、偶然にも前回使用したミニストローの外径と一致。差し込んでみるとピッタリ。
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これでストローへの接続に何も問題は無くなりましたね。
このペットボトル→一方コック→チューブ→ストローという回路はなかなかの完成度だと思いますので、これを制式採用することに決定します。もちろん各部品は使用前に十分に洗っています。
あとは課題②のフレームをこのシステムが収まるように作成するわけです。

フレームを作るに当って、開発費用の上限を決めることにしました。何しろ安価にお手軽にがコンセプトですので、あまり材料費が高くなっては当初の意義が無くなってしまいます。
アマゾンでペットボトルを使用したジュースサーバーが2,400円ほどで売られていますので、できればこの半額程度で抑えたいですね。

理想は箱型なんですが、ただの箱ですとペットボトルの保持が面倒ですし、キャラを印刷した紙サイズの自由度が限定されそうなので少々悩むところ。
前回使用した写真用2Lサイズや、さらに大きなA4サイズなどが使えるフレキシブルさが欲しい。そこで考えたのが両サイドを可動式にする方法。板三枚をつなげてコの字型の衝立のようにし、コの字の開いてる部分を広くしたり狭めたりすることで用紙サイズに対応できるのではないかと考えました。

基本の形状はこれでいくとして、ただの板では接続が面倒ですし箱の場合と同様ペットボトルの固定に苦労します。近所のダイソーを眺めていてネットを組み合わせることを思いつきました。軽量ですし結束バンドなどで接続も容易、フックを掛けることもできるのでボトルを引っ掛けておけるだろうと思い至り、早速ワイヤーネットを3枚購入して帰ります。
自宅にあった結束バンドで3枚を繋げるときちんと自立しますし、ある程度拡げてもその体勢を保持できていました。
試しにSカンでペットボトルを引っ掛けてみます。それだけでは不安定だったのでボトル上部はマジックテープで抑えることに。するとこれがなかなかの安定感。中に水を入れても倒れたりはしません。いい感じです。
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早速クリップを使ってキャラを印刷した用紙を取り付けてみます。
前回のしょぼい試作品とは大分様変わりして見れる形になりました。
2L写真用紙タテ、ヨコ、A4タテヨコ各サイズの設置が余裕で可能でした。(モデルは前回に続きクロさんと、ドラクリオットより布良梓さん、しゅきしゅきだいしゅきよりタマラさん)
もっと大きなサイズでも大丈夫そう。
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ただ、このままだとコックを操作するのがちょっと窮屈…。そこでワイヤーネットの一部を切断して大きめの穴を開けました。これでヨコからのコック操作が可能になります。もちろん引っ掛けてケガをしないよう、切り口はしっかり処理しておきます。
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また、ワイヤーネットを使用したことで手軽に折りたためるという利点も生まれました。
ご覧のように、ここまでコンパクトになります。家具の隙間などに簡単収納可能(テレビショッピング並みの感想)
紙さえ外しておけば誰かに見られても咎められることは無いでしょう。
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そういうわけで一応の形になりましたが、これで費用が高かったら元の木阿弥ですので早速レシートで総製作費を計算してみます。
今回100均で購入したのが、ワイヤーネット3枚、Sカンで税抜き400円
ホームセンターで一方コック298円、オーリング(パッキン)100円、ナット15円、チューブ145円
以上で合計958円
自宅にあった結束バンドやクリップ、マジックテープ、その他ペンチや目打ちといった工具類を100均で買ったと仮定すると1458円の費用となりました。目標のジュースサーバーの半額とまでは行かなかったですがそれでもそこそこ安価でできたと思います。
ただ、一方コックは2個組でしたしチューブは2メートルと長さがあるのでスペアをもう一組作れると考えれば悪くないのか?
パッキンとナットは省いても大丈夫ですし。

同好の士が集まったときにこれが一つあれば結構盛り上がれそう。
ペットボトルの底に穴を開けて開口部を広くとったことで液体のを入れるのが容易になる怪我の功名もありましたので、飲尿党の方々はご自身の尿を入れてみてもよろしいんじゃないですかね(よろしくない)
紳士のくつろぎ空間のお供にするも良し、またこれで兄弟の盃を交わすも良し。使い方の幅は結構あると思います。

ともあれこれでしぃ~サーバーからカッコ仮は取っても大丈夫そうですね。
正式稼働を記念してさっそくタマラちゃんの擬似おしょんしょんで乾杯。用紙サイズがA4あるとなかなかの迫力ですな。
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Cincin!!

でわ、今回はこの辺で…

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