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相思相愛ロリータ 感想

 20, 2015 22:14
だめなおとなに、なりましょう

はい!(返事)

これは社会の荒波に揉まれてお疲れの紳士諸氏には、ぜひともプレイしていただきたい作品です。
日々のストレスも、憂さも、すべてまこちゃんが癒してくれることでしょう。
この、まこちゃんという極上のロリっ子の前では大人の挟持も立場も、強がりもなんの意味も持たないのです。序盤で主人公が語るように、それはまるで砂上の楼閣。
それを波のように優しく洗って崩してくれます。
まこちゃんの笑顔、仕草、言葉の前にはすべての虚勢、タテマエが無駄なのです。抵抗するのをやめましょう。
まこちゃん

いくつかロリゲーはプレイしていますが、まこちゃんの天使度はかなりの高レベル。
そらーフラフラ誘いに乗っちゃいますわ。
まこちゃん、自分と主人公の関係ががどう見られるか、結構自覚的だし、大人の機微もそれなりに分かっています。だから

「あのね、また遊びに行ってもいい?って、わたしから聞くの」
「だってね、おかくんは自分からまこのこと誘えないでしょう?」

なんてこと言っちゃう。そう、まこちゃんは最高の天使で最高の小悪魔。
天使度と小悪魔度の釣り合いが上手く取れているほど素晴らしいロリキャラだと思うのですが、その点まこちゃんは素晴らしいなぁと思います。

こうして主人公はまこちゃんにズブズブとハマっていくのですが、それも無理からぬ事。疲れて、傷ついているところでこんな女の子に優しく優しく優しくされたら誰だって堕ちるわ。
まこちゃんはお姉さんぶりたいお年ごろでもあるので、エッチにも結構積極的。天然に、それでもしっかりとリードしてくれます。その上、宣う台詞がイチイチちんこに来る。これはアカンですよ。おかくんうらやまけしからん。

単なるロリヤリゲーではなく、まこちゃんと主人公の心の交流もしっかりと字数を割いて描かれています。
主人公は仕事に疲れ、柵に囚われたさびしい大人。まこちゃんはさびしい誰かのお役に立ちたい、お役に立つことでさびしさを埋めたい子供。
そんなさびしい同士の二人が出会い、一緒にお話しし、笑い、心を通じ合わせて体を重ねていく過程が丁寧に描写されているから物語としての美しさを損なっていないのです。
せっかくの絵に文字を重ねてしまうビジュアルノベルという手法は本来私は好まないのですが、この作品についてはこれがベストでしたね。
ともあれ、二人はともに支えあい依存しあう絶妙な関係を築いていきます。

「まこは……いてもいいって、りゆうが欲しい」

「ひとはね、同じさみしさを持つ人としか仲良くできないんだ」

「あいのためなら何でもするよ。そうするのが、わたしにとってもあなたにとってもいいことだって、信じてるの」

まこちゃんは素晴らしく献身的な母性を備えたロリっ子なので、主人公を色んな手段で慰めてくれるので、エッチもかなり濃厚。
同人ならではの思い切った描写でプレイヤーの欲望を鷲掴みにして離しません。
セックスが中心に描かれるエロゲーではありますが、それだけではない心と心のつながりも見事に描いた傑作であると思います。

でも、まこちゃんに人を見る目があって、良かったなぁとつくづく思うのです。主人公が「いいひと」であることをちゃんと分かっているから良かったけれど、これで万一主人公が鬼畜だったらロリレイプ調教まっしぐらですよ。そんなまこちゃん見たくないです。
良かった。おかくんいいひとで本当に良かった。

あと、まこちゃんの主人公の呼び方も良かった。こういう作品でありがちな、お兄ちゃん呼びではなく親しみを込めての名前+くん呼びはなかなかクリティカルヒットだと思います。

「好き……。だから、まこのために、しゃせいして?」

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