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コンフィグの重要性!

 20, 2015 00:27
KざみY二 「うおぉおお!! コンフィグの重要性!コンフィグの重要性!」
IりすMきな 「どうしたのよさ。随分騒がしいじゃないの。祭け?」

コンフィグとは、「コンフィグレーション(configuration)」の略で「設定」を意味する言葉です。
エロゲでコンフィグといえば、プレイ環境を自分好みにカスタマイズする、プレイ前の大切な儀式と申せましょう。
ここで自分の思うとおりに設定を変えられるか否かでプレイアビリティに大きく影響を及ぼして来ます。好みの設定ができないとプレイ自体を放棄するなんて御仁もおられるようで、エロゲーマーにとってもメーカーにとっても死活問題なのです。
しかしながらここをそんなに重視していないメーカーがまだまだ多いのも実情。
フルプライスで何本も出した実績があるにもかかわらずしょぼいコンフィグ・システムを積み続けているメーカーもあります。
最近、そんな体験版に相次いで遭遇したため、今回コンフィグについて私のこだわりをつらつらと述べてみたいなぁと思った次第。
メーカーによってはシステムだったり環境設定だったりと表記は様々ですがここではコンフィグと呼びます。

エロゲのコンフィグといえば、おおまかにシステム・画面の設定、テキストの設定、ボイス・サウンドの設定に分かれるかと思います。
画面の大きさや演出、エフェクトの設定、メッセージウインドウの透過率を変えるのがシステム設定。
テキストの設定では文字表示速度やフォントや文字色、ボイス停止タイミングやスキップがカスタマイズ、
BGMや音声、効果音の音量や個別のON/OFFを設定します。
システムとテキストが一緒にされていたり、そもそも各々でページが分かれていないケースも多く、メーカーやゲームで色々とバリエーションがあります。
また各々の項目もメーカーによってあるいはゲームによって表記が違ったりしていて統一されて無いので、良く注意しないと希望とは真逆の設定にしていたりすることもしばしば。(私だけですかね?)
現状最も多くのカスタマイズが出来て満足度が高いのが戯画さんのシステムでしょうか。本当にこんなとこまで変えないよという部分まで細かく設定が可能です。
s-giga.jpg
戯画のコンフィグ画面。これは2006年のゲームですがその完成度はすでに別格

みなとそふとのタカヒロさんが独立に際して戯画のエンジンを借りてきたのは今にして思えば英断でしたね。
実際多数の項目が有ってもそこまでは使わないという方も多いでしょうが、大は小を兼ねるというか、沢山あればそれだけ多数のユーザーの嗜好に対応できますので強みとなるでしょう。
一方、しょぼいコンフィグしか持たないメーカーはいかに面白いゲームを作れたとしてもそこが自身のアキレス腱であることを知るべきです。同人作品でも今日びちゃんとしたコンフィグを搭載しているところが多いのにフルプライスメーカー作品にろくなコンフィグが無いというのは本当にがっかりします。
プレイ意欲を減退させますし、上述したように人によってはプレイそのものをやめてしまうこともあるでしょうし次回に同じメーカーの作品購入しようとも思わないかもしれません。
ゲームが優れていてもここで評価を落とすのは勿体無いことですが、私などはシステム面には他の要素と同様の評価をしていますので各メーカーは本当にもっと頑張れとしか言いようがありません。
私が過去出会った最低のシステムはお母さんがいっぱい!!でしょうか。あれは酷かった…。それなりの老舗メーカーのブランドなのにあのシステムは頂けない。

では私の場合どのように設定するかといいますと、
画面はウインドウモードにします。ただノートPCでプレイしているため、最近はウインドウだと画面の下部分が見切れてしまうゲームも多いです。そういう場合のみ、フルスクリーンにします。ウインドウ下部に各アイコンを置いている作品の場合下が切れるとそもそもプレイが困難になりますので。ウインドウをドラッグして画面上に合わせるとPCの画面に応じてウインドウのまま擬似フルスクリーンになってくれるタイプは地味に重宝します。常にタスクバーは表示させておきたい人なのです。
それから私が重視するのがテキストの設定。プレイスピードやテンポに関わる部分です。ここが自分の思う通りにならないと本当にプレイ意欲が削がれます。だから私はゲームのプレイ動画を好まないのですね。自分のペースでできないから。
とにかく文字表示速度は最速。一括表示一択。たまにMAXでも遅いのがあるとキレそうになります。お前のことだよお母さんがいっぱい!! 最速に設定してもゆ~っくりと流れるテキストには絶望感に打ちひしがれたものです。結局一人も攻略せずに投げました。
ボイスカットはオン、つまりクリックするとボイスが停止するようにします。せっかちなのでとにかくプレイ速度を上げたいタイプなのです。
オートモードは使わないのでこのあたりはいじらないことが多いです。
スキップは未読文章もスキップ可能な状態に変更。それから、まれにCTRLスキップが出来ないやつがいますがそれに当たるとぐんにょりします。
既読文章の色は変更、選択済み選択肢も変更。
メッセージウインドウの透過率はゲームによってまちまちです。MAX透明でも読みやすい場合もあればそうでない場合もあるのでこれは本当にゲームによります。
マウスポインタが設定できる場合は普通の矢印に変更。マウス自動追尾はON、射精位置が設定できる場合はすべて中出し。バックグラウンドでも動作するようにします。右クリックはコンフィグ呼び出しに設定。
音量はBGMは小さく、たいてい40%くらい。効果音はそれよりも少し大きいくらいでBGVも同様。操作音は10パーくらいまで小さくします。
キャラ別には設定は大体変えませんが主人公のボイスは合わないと判断したらオフ。基本的に主人公にボイスは要らない派なのですが、たとえばハローレディの成田真理みたいな、コイツにこのボイス無しはあり得ないと思えるものもありますのでこれも場合によりけりですね。
ショートカットキーは設定しません。

とまぁこんな感じでしょうか。他にもゲームによって微調整はしますが、テキスト一括表示、ボイスカット、スキップあたりはいつもこのように固定します。繰り返しになりますがせっかちなので。

戯画さんとまではいかないまでも、各メーカー細かい設定ができるコンフィグがデフォルトになるといいですね。少なくともフルプライスで提供するなら。
以上、今回はエロゲのコンフィグについて垂れ流してみました。

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