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Maggot baits 感想

 05, 2015 01:18


公式をご覧いただければ分かるかと思いますが、非常にグロいです。エログロバイオレンスの極み。
冒頭からいたいけなアリソンちゃんをいたぶり殺すなどアクセル全開で手加減無し。
スプラッター、スラッシャー映画などを好んで観る私はそこそこ大丈夫でしたけど、度を越したリョナが苦手な方はご注意ください。

とにかく全編にわたって嬲る犯すは当たり前、斬る裂く殴る締める潰す撃つ焼く等など虐待のオンパレードです。
絵的にはド派手で面白いですけどやっぱり胸糞は悪いですね。
触手姦も豊富でその筋の人の需要にも応えてます。そういえば×× of the deadの感想の時に疑問を呈した鼻の穴への触手の侵入ですけど今作にもあったのでやっぱり触手界ではメジャーなんですかね。
とにかく女の子たちが酷い目に遭い通しなので必然声優さんたちの演技もまた激しい物になっております。
喉が潰れるんじゃないかと心配になるほどの絶叫系演技で真に迫る迫力。本当にお疲れ様です。
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BGVも多分何種類もありますよねこれ。シチュエーションによってちゃんと使い分けられてる気がする。女の子が複数絡んでる時はしっかりステレオで聴こえてきて臨場感も十分。
私はリョナや触手はあまり得意ではないけれど、クオリティの高さはハッキリと伝わって来ましたよ。
妖蛆さんは犯してる最中に強力な媚薬を分泌するジェントルですので最終的に触手姦はすべて快楽落ちしてくれるのは良かったと思います。酷い目に遭うだけじゃやっぱ後味良くないのでせめて気持よくなってくれるなら多少は救いある気がします。
彰護とキャロルの和姦もあったのは一服の清涼剤。まさかこの作品でラブラブ対面座位を拝めるとは…。ありがたやありがたや。
相変わらずクロアプさんの塗りはエロいです。差分で現れる湯気みたいな奴。あれ大好き。
陰毛もちゃんと描かれてるのも個人的には高評価です。はましま薫夫さんの絵はやはり最高。
やはり個人的に残念なのは、橘まおさんおっしゃるところの「茶色の固形物」シチュが無かったことですね。あれがあると派手さが増すんですけど嫌いな人も多いのでまぁここは仕方がない。

エッチシーンについて言えば、一番最初の選択肢で間違うと、「モンキーハウスへようこそ」というエロ特化ルートに入るのですが、こちらはリョナグロはほぼ無く、ふたなりと触手がメインとなります。あとは若干の獣.姦と出産。
リョナがどうしてもアカンという方はもうこっちだけ見ればいいんじゃね?って感じで、このモンキーハウスルートだけでそこらの抜きゲーレベルのクオリティは余裕でありそうな感じです、ハイ。
私もふたなり大好きですので地味にこのルートは気に入ってます。複根だけはあんまり好きじゃないですけど十分楽しめます。
描写自体もこの作品にしては幾分マイルドになってますね。

グロがクローズアップされがちですが、シナリオも悪くないです。というより今年プレイしたシリアス系の中でも最上位ですよ。
euphoriaと同様これも汚濁に満ちた純愛の物語でしたね。
キャロルの彰護への想いは勿論のこと、至門さんの魔女への忠誠に似た愛もまた美しい。
トゥルールートでの絶体絶命の危機を横から掻っ攫って行った至門さんマジキモいw
キャロルと至門さんの一途さには心打たれたような気がします。気のせいかもしれませんけど。

至門さんといえば、この作品ではおっさんたちの熱さも際立っていました。
良いオッサンが活躍する作品は良作であることが多いのですがやはりこれも例に漏れませんでした。
彰護、ブライアン、至門、ヴァレンティノス、飯河さんに至るまで、おっさんたち大活躍。
エロシーンで目立たれても困りますがバトルやドラマでおっさんがいい味だしてると嬉しくなる性分なのです。

おっさんに限らずバトルは結構ありますが、立ち絵を動かしたりする演出は控えめで基本一枚絵を使い回す感じですがこれも悪くないと思いました。動きは無いけど迫力はありましたし、某みなとそふと系のバトルのようなお人形遊び感が無いのは良いですね。
まぁ動きまわる演出する間も無いほどすぐに決着のつく戦いが多いのですけど。ただそのあっけなさはマイナスでは無いです。
変に長引かせること無く力量の差を歴然と見せつける、また物語のテンポを阻害しないという利点が大きいですね。
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戦闘が多い割に、「熱さ」はほとんど感じませんでした。もちろん作風としてはそれで正解だと思うんですけど。
戦いというよりは、凄惨な殺し合いですので熱量よりも鳥肌の立つような敵意殺意の応酬になるのは当然で、それをしっかりと描いていたのはスタッフの力量の高さを窺わせます。

キャラクターではアリソンちゃんとキャロルが好きです。可愛い。
トゥルーのアリソンちゃん、「せかいをへいわに」できるといいね。
ブライアンはいきなり彰護にヤンデレてるのがちょっと唐突。せめて初対面じゃなくて過去になんらかの因縁があったほうが良かったかも。嫌いなキャラじゃないですけど。
ヴァレンティノスの文字通り狂信的でさらに魔女を一蹴できるほど強いところも大好きです。ハァレルゥヤ!
すきじゃないのはイザベルだけかな。なんか可愛げがないんすよねこのキャラ。だから作中でイザベルが酷い目に遭うところを一度も見れないのがちょっと不満w 首切り落とされたりしてるんで酷い目に遭ったのは間違い無いんですけど結果だけで描写が無いんですよね。

途中、全くだれずに最後までプレイできたのでやはり抜群に面白かったんでしょうね。
シナリオの核心部分のネタばらしもeuphoriaほどじゃなかったにせよ結構良かったと思います。
魔女の正体、7年前の事件との関わり、邪法街のなりたちなど、ちゃんと全て辻褄を合わせてくれたのは高く評価できます。
まぁ7年前の事件で、男数千人に対して女性26人はちょっとバランス悪すぎね?とも思いましたけど、瑣末な部分です。

とにかく人を選ぶし絶対に万人にはオススメできないですけど、私は好きですよ


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