2ntブログ

スポンサーサイト

 --, -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

トレマーズ ブラッドライン 感想

 08, 2015 20:18
皆様、トレマーズという映画をご存知でしょうか?
地中から振動を感知して襲ってくる怪物との戦いをコメディタッチで描いた、モンスターパニック映画の傑作です。
私的にオールタイム・ベスト入り間違いなしというくらい大好きな作品ですが、この度シリーズ5作目が発売されたので買いました。

パッケ裏を見てちょっと愕然。
もう一作目公開から25年なんですねぇ。
おもえば、地元の映画館にバック・トゥ・ザ・フューチャーPART3を観に行ったのがトレマーズとの出会いでした。BTTFとの併映だったのですが、トレマーズの方が圧倒的に面白くて、ビデオレンタルが始まると当時に借りてきてダビングして擦り切れるほど観ました。
主演のケヴィン・ベーコン的には黒歴史らしいですけど、インビジブルとかであんな役やってるんだし、別にいいと思うんだけどなぁ。
そんなわけでケヴィン・ベーコンが降板した2作目の主人公は一作目の相棒役のフレッド・ウォード。
三作目からはマイケル・グロスが主人公を張るようになりました。マイケル・グロスは一作目から全てに出演している唯一のキャストです。マイケル・グロス演じるのはバート・ガンマーという重火器で武装した銃マニアのおっさん。超強烈ですごくいいキャラです。やはりオモロイおっさんキャラは大好き。

主要プロットの地中から振動を感知してくる敵、でお気づきの方をいらっしゃるかと思いますが、トレマーズはジョジョの奇妙な冒険でゲブ神のンドゥールのモチーフとなった作品としても有名です。
週刊少年ジャンプの巻末コメントで荒木先生がトレマーズに触れたちょっと後にンドゥールが出てきた時、「あー」と思いました。パクりとはいいませんがかなり影響を受けてますよね。まぁちゃんとアレンジされててきちんとジョジョしてるンドゥール戦は大好きな戦いですのであれはあれで良いとおもいますけど。

で、肝心の5作目の内容なんですけど、これは見る前から大方予想していたんですが正直つまんない。
地下のモンスター「グラボイズ」との戦いがキモのはずなのにほとんどが第三形態「アスブラスター」ばかりなので今までのトレマーズとちょっと系統が違う感じ。
また、展開がちょいちょい唐突で相当数のカットシーンがあるんじゃないかと想像します。実際ブルーレイの特典で未公開シーンが結構収録されてたんですが、中にはここをカットしちゃったら意味伝わりにくくなるやろ…ってところも散見されました。編集の仕方がイマイチ。
生き延びるためにおしっこを身体に塗ったり飲んだりしてたバートを救出した相棒がニオイに何も言及しなかったり、リアクションの不十分なところも目立ちました。だったら檻の中のバートのシーンをあんな長々とやる意味無いのでさくっとカットで良かったと思うの。
他にもグラボイズってすごいニオイするはずなのにそこの反応も無いし。ちょっといろんなところが雑かな。
触手が分離する進化も正直不要だと思いました。

期待はずれではありましたが、全体の雰囲気はちゃんとトレマーズしてたのでそこまで貶すほどじゃないですけど、せっかく25周年で5作目をだしたのだからもっと上手く処理して欲しかったというのが本音かなぁ。

まだ一作目をご覧になっていない方がいましたら、是非一度見てみてください。三作目くらいまではほんとにオススメです。
モンスターパニックではザ・グリードなんかも大好きです。

20151208.jpg

WHAT'S NEW?