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ゆきこいめると 感想

 09, 2015 01:03
「だから、ふゆ部ってなにをするんですか?」

私はキャラゲーが大好きです。
私はイチャラブゲーが大好きです。
私は「エロ」ゲーが大好きです。
そんな私の期待に、このゆきこいめるとはしっかりと応えてくれました!

本作はフロントウイングさんが送る、ななかまいさん原画作品の第三弾です。
ピュアガールイノセントガールと良作を続けてきた連作ですのでプレイ前からある程度の作品は出してくるだろうとは思っていましたが、これが私にとってはど真ん中のストライクとなりました。
くりすます

キャラクターは文句なく非常に可愛らしい。「学園の烈風ハリケーン」烈風寺嘩音、癒し系お姉さん宇奈月雫里、冬の申し子白雪姫、そして謎の小動物姫廻たるひ、それぞれ個性の異なるヒロインが八面六臂の活躍を見せるドタバタコメディ。誰も彼もが一流のコメディエンヌとして見るものをニヤニヤ笑いへと誘います。立ち絵もよく動くし表情もコロコロと変わるし、この仕草がイチイチかわいいです。特にたるひのケモミミがピッコピッコ動く様はそりゃもう萌え萌えです。私はあまりケモミミ属性は無いと思っていたんですが…。
ヒロイン以外でもうさぎ部長、湯花先生、三橋さんそれぞれが優れた助演女優として場を盛り上げていきます。この人らも非常に魅力的で、攻略対象じゃないのが勿体なさすぎる。
うさぎ
ゆか
みつはし

シナリオ面では大きな山もなく、いわゆる無駄シリアスを徹底的に排除してイチャイチャに専心できる親切仕様。業界ではSMEEさんがこのシステムで成功を収めていますが、これで正解ですよね。イチャラブゲーに下手くそなシリアスなんぞ要らんのじゃ。
この作品はひたすら明るく、共通ではふゆ部の日常のほのぼのとした活動をドタバタコメディタッチで、個別ではヒロインとの甘々なイチャラブをスラップスティックに描いていてとても安心して読めるようになっています。ただひたすらにイチャラブを描く、というシンプルなことをどのブランドも殆どやらないというのはイチャラブ好きとしては理解に苦しみますが、きちんとやればこんなに面白いものができるのだと再確認しました。
たるひ
かのん
しずり
ゆき

今作はえっちぃ部分でも非常に頑張っておられます。ヒロイン一人につき6シーン以上を確保しており、イチャラブ萌えゲーとしては多め。さらにその多くが連戦となっており、尺も十分。そして、意外やマニアックな変態プレイが多数。
ゆきこいめるとはまさにピュアガ、イノガの正統後継者だったのです。
前2作は事前にヒロイン達の変態性癖を前面に押し出しており、そういうゲームなんだと構えて臨んだため実際には「あれ、こんなもん?」と物足りなさがありましたが、今回はほぼ不意打ちだったので事前の萌えゲー感から変態属性エッチへの劇的変化のギャップで二割増しの興奮。
そもそもヒロイン達はもともとマニアックだったわけではなく、主人公との性行為を経て性癖に目覚めていきます。可愛いだけだったヒロインの変態の萌芽を描いたことに価値があるのです。
たるひのコンドームザーメンプレイに、嘩音のタマチオに、雫里の匂いフェチ化に、雪姫の放尿に、私は大歓喜。かわいい絵柄で濃厚なマニアックプレイというのが非常に私の琴線に触れます。
シリーズ前作から踏襲されたおしっこクッキングも健在で、今回はシンプルに氷レモンでした。主人公が積極的に食するという萌えゲーにあるまじき快挙もありました。SD絵での描写が無かったのは残念でしたがテキストはかつて無いほど変態ちっく。
さらにいうと、連戦の場合だと前に出したザーメンがヒロインの身体にくっついたままというファインプレイもありました。普通はこうあってしかるべき。なんですが、従来多くの作品ではなぜかザーメンが次戦に持ち越されないことが多くがっかりしていました。顔射した後には顔に、ワキ射の後にはワキに、ちゃんとザーメンを引っ付けたまま二回戦へ。非常に素晴らしい処理です。ザーメンリセットしてる他メーカーは見習うよーに。

原画のななかまいさん。彼女の功績も素晴らしい。絵の技量はピュアガールから見ても長足の進歩を遂げていますし自分でデフォルメ絵を描けるというのも強みです。可愛さとエロさをどちらも描ける得難い人材です。以前の記事でも少し触れましたがななかまいさんは必ず天下を取ります。天下とまでは行かなくとも、ゆずソフトのむりりん・こぶいちに匹敵する存在に近い将来なるハズです。フロントウイングさんはこの俊英を手厚く遇し、手放すことの無いようにして下さい。

キャラ萌え、イチャラブ、コメディ、エロとほとんど隙の無い布陣で私を迎え撃ってくれたゆきこいめると、本当に気に入りました。イチャラブエロゲーとしてひとつの到達点だと、誇張抜きで私はそう思います。この水準で次も出してくるなら、SMEEさんもウカウカしてられないぞ、と。すでにエロ面ではSMEEさんよりこちらが先を行っています。5月に控える新作がどうなるのか、お手並み拝見です。

ゆきこいめるとゆきこいめると
(2015/03/27)
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